Q.指導前の生徒について
常に前向きな性格ですが、特にこれといった目標もなく、学校の宿題もほとんどやっていないという状況でした。
【生徒の良いところ】
1.常にポジティブな思考ができる
2.あいさつがしっかりできる
3.人の話がしっかり聞ける
【改善が必要なところ】
1.出した宿題をやっていないことが多い
2.学校にワークなど、必要なものを置いてきてしまう
3.目標に対してなかなか真剣に取り組めない
Q.実際の指導内容
数学に重点をおいて、学校の教科書・ワークを使い、学校の授業にあわせて復習を行いました。英語は、学校の授業の予習として、本文の訳を一緒にやっていきました。理科は、学校で配布されたプリントを元に復習を進め、ワークを使い定期的にテストをするようにしました。
【改善策】
1.生徒がいつも持っている手帳に宿題をかかせ、できたらチェックとするようにしました。また、宿題は生徒と相談して具体的な量を決めるようにしました。
さらに、宿題ができていないときには、指導の最初に、なぜできなかったのかということについて話し合うようにしました。
2.指導で必要なものを手帳に書かせるようにしました。
3.公立高校に行くことが目標ですが、休憩時間などを使い、なぜ公立高校に行きたいのか、入学したらどんなことをしたいかなど、具体的なイメージを持たせ、生徒のやる気を引き出すようにしました。
Q.生徒はどのように変わった?
まだまだ自分から進んで勉強に取り組むことはできないが、勉強に対する意識が改善され、出された宿題に関しては取り組めるようになってきました。 数学では指導以前のテストで24点でしたが、二年の学期末テストで59点を取ることができました。理科では40点でしたが、単元テストで80点を取ることができました。
Q.指導で成果をあげるために必要なことは?
目標に対してなかなか真剣に取り組めないことに関して、なぜ勉強するのか、どうして今やらなくてはならないのかということを、毎回時間をかけて話し合うことが大切だと思いました。時には、険悪な雰囲気になることもありますが、生徒に正面から向き合い、根気強く声をかけ続けることが必要だと思います。
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