Q.指導前の生徒について
性格は明るくマイペースで、自分を変えたいという決意がありました。しかし、部活動が忙しいということもあり、普段はほとんど勉強はしておらず、テストでは数学・英語ともに30?40点程度でした。
【生徒の良いところ】
1.今までの自分を反省し、自分を変えたいという決意がある
2.言ったことを素直に聞いてくれる
3.教えたことを理解するまで再度考え直している
4.課題を計画的にしっかりやっている
【改善が必要なところ】
1.平日に勉強する習慣がない
2.わからないことを自分で調べるという習慣がない
3.英語の語彙力がない
4.問題の途中で解くのをあきらめてしまう(特に数学の証明、英語の和訳)
5.数学の公式は覚えているが、その意味を理解するような勉強法をしていなかった
Q.実際の指導内容
数学は、学校のチャート式を使い、授業の復習を行いました。英語は、学校の予習(英訳)を中心に行い、残りの時間で苦手な分野ごとに指導をしました。
【改善策】
1.まず、学校での授業の課題、小テストの勉強、英語の予習を確実にできるようにして、その予定にあわせて宿題を出し、毎日同じくらい勉強をしなければならないような状況を作りました。
2.指導中にわからない英単語が出てきたときは、すぐに意味を教えるのではなく、自分で調べるようにさせました。
3.英単語を覚える課題をルーティンで設定し、毎回テストをしました。また、動詞形と名詞形を一緒に覚えたり、日本語でよく使われている単語と関連付けて覚えたりするなどの工夫をしました。
4.数学では、類似問題を参考にして解くように指導しました。英語では、とにかく最後まで訳してから、後で間違いを直していくようにしました。
5.問題のパターンを認識するだけでなく、なぜその解き方を使うのか、なぜこの解き方ではだめなのかということまで一緒に考えながら指導しました。
【DCT】
1.英単語、古典単語をルーティンとして出し、毎回テストを行いました。
2.学校の話だけでなく、急に勉強時間が増えたことに対して、つらくないかなどのフォローを心がけました。
Q.生徒はどのように変わった?
英語の予習など、学校の課題を必ずこなし、毎日勉強するようになりました。自ら単語帳を作るなど、勉強に対する意識の変化が見られ、やる気が感じられるようになりました。
Q.指導で成果をあげるために必要なことは?
本人が勉強に対する意識を変えたいと強く願っていいたため、まずその気持ちを失わないように一緒に頑張っていくという姿勢で取り組みました。課題を出すときも、一方的に出すのではなくできる量を自分で決めさせることで、主体的に課題に取り組めるようにしました。また、自分の考えもしっかり伝えるように心がけ、信頼関係を築いてこれたのも重要なことだと思います。信頼関係があったからこそ、生徒も真剣に受け止めてくれ、勉強にも真面目に取り組んでくれたのだと思います。
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