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座談会動画(受験編)
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参加メンバー
小林尚史 | 藤田真菜 | 藤田恵三 | 瀬名波徹 |
名古屋市立大学 | 岐阜大学 | 名古屋大学 | 名古屋大学 |
京都府出身 | 京都府出身 | 愛知県出身 | 沖縄県出身 |
対談内容(受験編)
医学部受験を決めた時期と理由
瀬名波:高校三年生の時、祖母が癌で亡くなり、そのだいぶ前に祖父も癌で亡くなっているので、自分もこのままいくと癌で死ぬのではないかと思い、癌に興味を持ち、医学部で癌について学びたいと思い、決めました。
藤田(恵):高校三年生の時、曾祖母が亡くなる前に「手に職をつけたほうがいい」と言われ、専門職である医師職に魅力を感じたためです。
藤田(真):高校が英文科で、授業で難民について調べるチャンスがあり、その時に世界中の子供たちが若くして亡くなっているということを知って、何かできないかと思い、直接的に人を助けられる仕事がいいと思って、医者を目指すようになりました。
小林:高校二年生の時に、曾祖母が老人ホームに入り、何回かお見舞いに行っていると、入居者が行く度に変わっていて、亡くなっているんだなと思い、そこで健康について考えるようになり、医学部を志すことになりました。
大学選びについて(第一志望校を選んだ理由・併願校)
小林:都市で総合大学ということを基準に大学を絞って、西日本の方が友達が多かったので、西日本で大学を選び、赤本の前ページで決めました。
藤田(真):センター試験が苦手だったので、あしきりのない大学を最低条件に日本中色々探して、二次で挽回ができそうなところで、赤本で問題を確認し選びました。
藤田(恵):実家から通えて交通アクセスも便利なところで、大学見学に行って雰囲気が良かったので、選びました。
瀬名波:インターネットで癌の研究を調べてみると、名古屋大学など色々出てきて、癌の研究ができそうだと思い、選びました。地元が沖縄なので、併願校は地元の琉球大学にしました。名古屋大学からは直接資料を取り寄せました。
医学部受験のための勉強方法
藤田(恵):センター試験が重視されると塾の先生から聞き、9割ないと受けることができないと言われたので、センター試験の勉強から始めて、それが終わってからは二次の問題をやりました。 勉強場所は、浪人していたときは塾の自習室を使い、高校の頃も学校の自習室で時間が許される限りは勉強をし、家でも寝る前に少しやるという感じでした。 自習室で勉強したのは、周りの人たちがみんな勉強を頑張っている状況なので、自分もそれに感化されて、やる気が出ると思ったので。浪人を一緒にしている友達も自習室にいて、コミュニケーションがとれたので。
瀬名波:勉強場所は予備校には行ってなかったので、学校で残らせてもらえる時は学校で友達と一緒に勉強していましたが、家でも勉強していました。
藤田(真):私は兄弟が多くてにぎやかで、家族がいると喋ってしまうので、メリハリをつけるために予備校が開く時間には予備校へ行って、閉まるまで勉強をし、予備校から帰ってきてからは、家ではリラックスの時間と決めて、家ではほとんど勉強しませんでした。
小林:僕もメリハリをつけるために予備校で勉強していて、予備校が閉まってからも飲食店に行き、静かな環境で勉強をするのが苦手だったので、ざわざわしている場所で、一人で黙々と勉強していました。
1日の勉強時間
瀬名波:平日は学校から帰って3・4時間くらい。休日はもっとやっていた。10時間前後。
小林:高校のときはそんなに勉強しなかった。予備校へ行き始めてからは、授業の後も4・5時間やって、休日は10時間ほど。
藤田(真):高校が文系だったので、ゼロからのスタートだったため、人よりももっと勉強しなくてはと意識して、予備校の授業を含めて1日12時間くらいは毎日勉強していました。
藤田(恵):高校のときは自習室で3・4時間ギリギリまでやって、家に帰ってから寝る前に暗記系を少しやるくらいでした。浪人のときはほぼ起きている間1日中。
瀬名波:どれぐらい寝たりしてた?僕はけっこう寝てて、7・8時間くらいかな。
小林:僕も寝てた。
藤田(恵):寝ないと次の日勉強できなくなる。
藤田(真):私は交互で、すごく寝る日と寝ない日があって、寝る日は6時間ぐらい。寝ない日は4時間ぐらい。
瀬名波:昼寝は?
藤田(真):お昼食べた後とかにしてました。
勉強のタイムスケジュールは?
小林:何問かやるところを決めて、終わったら次の科目に進むようにしていた。
藤田(真):私も時間よりは、ここまでやる。と決めて科目を変えていました。
藤田(恵):計画を立てることが苦手だったので、問題集をこの日ぐらいまでにやると決めて、ずっとやり続けていました。
問題集選びのポイント
瀬名波:演習問題の数と、解説の丁寧さで選んでいました。
藤田(恵):友達がいいと言っていたものや、有名なものをやっておけばいいかと思って選んでいました。
藤田(真):見た目で選んでいました。やりたくないなと感じた問題集は避けて、みんながやっているものとかを選んでいました。
小林:僕は編集されている問題が嫌いだったので、赤本や青本を抜粋してやっていました。
赤本はいつ頃から始めたか
瀬名波:9・10月ぐらいから少しずつ。
藤田(恵):高校三年生の夏ぐらいから。すぐ解き終わってしまったので、学校に置いてあった昔の赤本をやりました。
藤田(真):センター試験次第で大学を変えようと思っていたので、総合大学などの標準的な問題は色々やっていたけれど、本格的に赤本を始めたのはセンター試験が終わってからです。小林:僕もセンター試験終わってから本格的にやり始めました。適当に暇になったら予備校の赤本コーナーから取ってきてやっていました。
医学部受験のための勉強を振り返って、良かった点・反省点
藤田(真):良かった点は、模試を利用して、判定でできなかったら、その範囲を重点的に復習したり、勉強法として、嫌いな科目は後に残しがちになるから、勉強を始める時には嫌いな科目からやって、最後に1日終わる時に好きな科目をやるようにしていました。反省点は、模試で一喜一憂してしまったこと。良かったときはうかれて逆に勉強できないし、悪かったときも落ち込んで勉強ができなかった。
藤田(恵):反省点は、高校の時数学がキライでほとんど勉強しなかったら、数学が一問も現役の時できなくて落ちたこと。予備校で数学の授業を受けていたらすごく分かりやすくて、だんだん楽しくなって、それで全教科いい点数がとれるようになったのでよかったです。
瀬名波:センター試験を最初がんばってやっていたので、センター試験ができるようになると、二次にも応用が効くのでよかったなと思いました。反省点は、ノートを全然とっていなくて、問題も解きっぱなしで終わっていたので、もし、もう一度受験するなら、ちゃんとノートとかとっておきたいと思います。
小林:友達と一緒に励んで、切磋琢磨できたところは良かったと思うが、仲良くしすぎて話し続けてしまうというのは、悪かったと思います。
ひとつの問題集は、どれくらい使い込んだか?
瀬名波:3周ぐらい。できなかった問題に印をつけて、解答を見なくてもできるようになるまで。
一同:同じく。
集中力が切れたときの気分転換の方法
瀬名波:散歩とか、5分くらいうつ伏せになって寝る。
藤田(真):寝るのは結構いいですよね。
藤田(恵):昼寝して起きた後は集中力が高まります。
センター試験の前日の勉強
小林:逆にあまりやらなかった。
藤田(真):私も。
小林:直前は休もうかな。みたいな。
藤田(恵):直前は詰め込んでも意味がない。コンディション上げることに集中してた。
瀬名波:前日はリラックスしてた。
合格するために勉強以外で大事だと思うこと
小林:僕は友達の存在ですね。息抜きにもなるし切磋琢磨できるので、良いなと思います。
藤田(真):私は自分のために勉強するのは途中で心が折れることもあったけど、教えてくれる先生
や応援してくれる友達や家族がいるから、そのために頑張ろうと思う気持ちが励みになったので
良かったと思います。
藤田(恵):僕も受験の時の仲間とコミュニケーションをとったり、おすすめの参考書を教えてもらったり有益な情報をもらえたので、仲間は大切だなって思います。
瀬名波:僕はメンタル的な話になりますが、あきらめるという心も時に必要かなって思います。
何回も解説読んでも分からない問題は、もう出ないだろうとわりきることかなーと。
藤田(恵):そこに時間をかけすぎないとうことですよね。
瀬名波:やっぱり要領よくやることだと思います。
受験時のノート
座談会に参加した先生たちが受験の時に使っていたノートです。
ざっと見ただけでも、以下のようなノート構成になっているのが分かります。
・赤だけでなく複数の色ペンを使いわけているので見やすい
・図やグラフを描いて理解の手助けにしている
・自分が理解したことをきちんと分かるようにメモしている
医学部受験ポイント
・規則正しい生活を心がける
・自分が勉強しやすい環境でやる
・切磋琢磨できる受験仲間をつくる。ただし、受験仲間を増やしすぎるのは避ける
・睡眠時間は削らない。適度な昼寝は集中力アップにつながる
・一日でやる勉強内容を決めてからとりかかる。もしくは、期限をきめた計画を立てる
・問題集は解答を見なくてもできるように、3回はやる
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