平成24年度入試に向けた岐阜県高校入試概要
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今年も、お世話になっているキタン塾さんの岐阜県高校入試説明会に参加してきました。
そこで聞いてきた内容を下記にまとめましたので、参考にして下さい。
調査書について
調査書とは、学校から学期毎に渡される各教科5段階評価の書類で、別名、成績表、通知表、内申書と呼ばれるものです。
岐阜県の公立高校入試では、中学1年生から3年生2学期(2学期制の場合は前期)までの成績が加味されます。全学年の成績が加味されますが、3年生の成績は2倍で評価されるので、3年生からがんばっても挽回は可能です。私立高校では、3年生2学期の成績を確認します。それぞれの私立学校が選考基準を設けています。※私立高校の基準については、別途TELなどで問い合わせてください。
公立高校入試
0.概要
入試機会は2回あります。2月9日に特色化選抜、3月13日に一般選抜か実施されます。
1.特色化選抜
(1)調査書と当日テストの比率は学校それぞれ
岐阜、岐阜北、岐山、大垣北高校などの上位校は調査書:当日テスト=3:7となっており、当日テストを重要視する傾向があります。また、山県、羽島、郡上北高校などは、調査書:当日テスト=7:3となっています。各学校が独自に比率を定めているので、詳しくは岐阜県教育委員会のHPをご確認ください。
(2)ほぼ半分の生徒が合格
平成22年度入試より、約50%の生徒が特色化選抜で合格するようになりました。合格率は高くなったとはいえ、裏を返せば50%は落ちるテストなので、ここで落ちたからと言って諦めず、一般入試に向かうことが大切です。
(3)試験形式が特殊
教科ごとにテストを行うのではなく、検査Aと検査Bを各60分ずつテストをします。検査Aには国語・英語・社会の内容、検査Bには英語・数学・理科の内容が含まれます。複数教科あるからと言って、それぞれの知識を複雑に絡めた問題が出るわけではありませんが、問題数が多く、試験時間が足りなくなる生徒が多いです。
2.一般選抜
(1)調査書:当日テストは5:5
特色化選抜と違い、どの学校も比率は5:5です。
去年の入試の状況
1.逆転はあまり起こっていない
特色化選抜で、上位校では調査書:当日テスト=3:7なので、、当日テストで一発逆転が狙えそうですが、受験者のデータを分析してみると、逆転現象はあまり起こっていないようです。
2.記述問題が増えてきている
文章で書かせる問題が特色化、一般選抜共に増加傾向。特に特色化選抜の方が記述問題が多い傾向なので、記述対策は特色化選抜を目標に行うと良い。
3.特色化選抜の難易度
<検査A>
一番簡単だった昨年度と比べるとやや難しくなりました。が、基本的な知識を問う問題が大半を占めています。問題量が多いので、解くスピードが重要です。
<検査B>
検査A同様に、一番簡単だった昨年度よりは難しくなっています。難易度は、例年通り。
4.一般選抜の難易度
<国語>
例年通りの問題構成。基本的な問題が並ぶ入試という印象。
<数学>
大問1と4以外は、問題文が長いためやや時間がかかる傾向。読解力が問われる問題に時間が割けるように、計算スピードなどを速くしておく必要がある。
<理科>
全体的に易しめ。基本がしっかり身についていれば解答できる問題がほとんど。
<英語>
「聞く」「読む」「書く」という領域からそれぞれバランスよく出題されている。直接的な文法問題は少なく、本文の内容が把握できていれば解ける問題が多い。
<社会>
基本がしっかりできていればほとんどの問題に対応できる。今年は、記述問題が1問も出題されなかった。
対策方法
1.「高校入試の手引き」を買おう!!
岐阜新聞社から出版されている「高校入試の手引き」は受験生必携の書です。また、岐阜新聞テストも必ず受験するようにしましょう。
2.8月までは受験の基礎を分野別に
夏休みまでは1,2年生の復習にあて、分野別に基礎力を養いましょう。
3.過去問で演習を積み重ねよう!!
できるだけ年度の新しい入試問題で演習を積み重ねましょう。岐阜県だけでなく、日本全国の高校入試の過去問に取り組みましょう。全国の高校入試問題がまとめられた問題集は、旺文社から「全国高校入試問題正解」という本が出版されています。
4.苦手科目は重点的にやり抜こう!!
理科が苦手なら、「6月は理科の総復習をするんだ」と集中して勉強してみよう。理科であれば、2日で1単元やるようにスケジューリングすると1ヶ月で全単元をやり切ることができます。
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