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学習障害(LD)
学習障害とは
学習障害(LD)は、聞く、話す、読む、書く、計算するまたは推論する能力のうち、 特定のものを習得することが極端に困難な状態をいいます。
指導例
理想的な教材とは
解きやすい問題から、ちょっとひとひねり加えていって、ランクアップしていくような問題がいいと思います。1問目2問目くらいは簡単な問題で、少しずつレベルを上げていく、バランスの取れた感じの問題がいいんじゃないですかね。
計算力や思考力を高めるために
時計・時間に関するもの問題で、例えば1年生の内容のすごく簡単な問題や、1分で針が動いた角度などを絡めた問題など、幅広い範囲の問題集をやっていました。
改善されたこと
やっぱり一番集中力があがったかなと思いますね。最初のころは、なかなか見てもあんまり集中してない様子でしたが、具体的には、90分授業の半分は集中力を保てるようになりました。
指導で心掛けていたこと
その日の生徒の気分を結構頭に入れながらやっていました。ちょっと疲れてるかな?っていう時は始まる前にもう少し休んでいいよっていう声をかけたり、あんまり無理はさせないようにしようかな、という時もありました。
支援方法
日頃の様子をよく観察し、子どもの特性をとらえる
診断名は同じでも、個々にそれぞれ個性豊かです。表面上は同じ障害とは思えないほど、多様な特性を示します。よって日頃の子どもの様子をよく観察し,子どもがどのようなタイプか,どのようなやり方を得意とするかをおさえる必要があります。
スモールステップ」に分け、「即時にフィードバック」する
指導内容をいくつかのステップに分けて、順に提示にし、着実に達成させることで、子どものやる気を引き出します。少し頑張ればできそうな目標を設定すると良いでしょう。 また、子どもに対して「即時にフィードバック」することも大切なポイントです。
ケース別事例
・聞き間違うことが多い。
・聞きもらしがある。
・聞いたことをすぐに忘れてしまう。
・個別の場での話は聞き取れるが、集団場面では難しい。
・単語は理解できているが、文章としての意味は理解できない。
・注意を話し手に向けることが出来ていない。
・耳からの情報を記憶しておくことが難しい。
・文章の聞き取りに間違いがある。
・顔を見たり、肩に手をおいたり、「お話します」と言って話し始めたりなどをして、注意を引きつける工夫をする。
・耳からの情報だけでなく、絵、カード、板書など視覚面からの情報をプラスする。
・聞いた内容を記憶したり理解したりするために、内容を整理する。
(復唱したりメモを取ったりする、など)
・思いつくままに話す。筋道を立てて話しにくい。
・内容や表現に乏しい話しになってしまう。
・言葉に詰まってしまう。
・適切な早さで話すことができない。
・自分の考えがまとめられない。
・話しているときに、内容を確認していない。
・子どもの話の内容を考え、不十分な内容を補いながら、話したいことをまとめてあげる。
・話しやすい話題を取り上げ、話す機会を増やしてみる。
・とばし読みをしてしまう。
・似ている字どうしを取り違えて読む。
・音読でスラスラ読めずに引っかかる。
・漢字が正しく読めない。
・文章の内容を正しく読み取ることができない。
・読んでいるところを目で追えない。
・文章を適度なまとまりでとらえ、その意味を理解することに弱さがある。
・文字の形を判別できない。
・文章の関係がわからない。
・視覚でとらえた文字を音に変換することが困難。
・マーカーで一行おきに色づけをする。
・行間に線を引く。
・文章を単語や分節ごとに線で区切る。
・文末や読み間違いやすい単語にマーカーで色づけする。
・板書などの写し書きができない。
・読みにくい字を書く。
・マス目からはみ出してしまう。
・鏡文字を書く。
・特殊音節(拗音、撥音など)の表記を間違う。
・独特の筆順で書いてしまう。
・当て字など、間違えた字を書いてしまう。
・文字の形がとらえられない。
・視写する部分がどこかわからない。
・聞いた言葉を文字に置き換えられない。
・筆記用具の持ち方が適切でない。
・全体のバランスをとることが難しい。
・文章や文字を薄く書いたものをなぞる練習をする。
・マス目を大きくする。
・文字の書き始めや筆順などに番号やマークをつける。
・漢字をへんやつくりに分けて、漢字のつくりを意識させる。
・書く文章を声に出しながら書かせる。
・文章題の意味を理解できない。
・数量や単位の理解が難しく、数量関係がわからない。
・簡単な計算や暗算が難しく、時間がかかる。
・筆算すると、位取りがずれる。
・図形を描くことが難しい。
・三角定規などの用具がうまく使えない。
・目に見えない数や量をとらえにくい。
・空間イメージができない。
・計算のルールが分からない。
・繰り上がりや繰り下がりを忘れてしまう。
・問題にじっくり取り組ませる。
・おはじきなどを使って数を可視化させる。
・位取りを色別に明示するなど、わかりやすくしたマス目に書かせる。
・文章題の内容を図示し「ことばの式」で表す。
・1枚のプリントの問題数を少なくする。
・決まったパターンの文章しか書けない、話せない。
・目的に沿って計画したり、必要に応じて修正することが難しい。
・はやとちりや飛躍した考えをする。
・尋ねられた内容に適切な受け答えができない。
・順序立てて話したり、書いたりすることができない。
・何を書いてよいかわからない(何を求められているのかがわからない)。
・因果関係を理解することが難しい。
・相手の立場に立って考えることが難しい。
・ひな形となる項目(初めに、次に、最後に)を提示する。
・文字や絵で思い出す手かがり(時間、場所、場面、人など)を示す。
・思い出した項目をカードに作り、並び替える。
・本人が話し終わるまで待ち、その内容を確かめる。
学習障害(LD)は、聞く、話す、読む、書く、計算するまたは推論する能力のうち、 特定のものを習得することが極端に困難な状態をいいます。
どんな特徴があるの?
・他人の話すことを聞くことができない。(聞く力)
・聞くことができても、うまく話すことができない。(話す力)
・文字を習ったとしても理解できず、読むことができない。(読む力)
・読むことができても、文字を書くことができない。(書く力)
・簡単な計算であっても解けず、意味が理解できない。(計算する力)
・自分の考えを上手くまとめることができない。(推論する力)
*特定の領域に困難さが見られるので、障害には偏りがみられます。
・他人の話すことを聞くことができない。(聞く力)
・聞くことができても、うまく話すことができない。(話す力)
・文字を習ったとしても理解できず、読むことができない。(読む力)
・読むことができても、文字を書くことができない。(書く力)
・簡単な計算であっても解けず、意味が理解できない。(計算する力)
・自分の考えを上手くまとめることができない。(推論する力)
*特定の領域に困難さが見られるので、障害には偏りがみられます。
指導例
理想的な教材とは
解きやすい問題から、ちょっとひとひねり加えていって、ランクアップしていくような問題がいいと思います。1問目2問目くらいは簡単な問題で、少しずつレベルを上げていく、バランスの取れた感じの問題がいいんじゃないですかね。
計算力や思考力を高めるために
時計・時間に関するもの問題で、例えば1年生の内容のすごく簡単な問題や、1分で針が動いた角度などを絡めた問題など、幅広い範囲の問題集をやっていました。
改善されたこと
やっぱり一番集中力があがったかなと思いますね。最初のころは、なかなか見てもあんまり集中してない様子でしたが、具体的には、90分授業の半分は集中力を保てるようになりました。
指導で心掛けていたこと
その日の生徒の気分を結構頭に入れながらやっていました。ちょっと疲れてるかな?っていう時は始まる前にもう少し休んでいいよっていう声をかけたり、あんまり無理はさせないようにしようかな、という時もありました。
支援方法
日頃の様子をよく観察し、子どもの特性をとらえる
診断名は同じでも、個々にそれぞれ個性豊かです。表面上は同じ障害とは思えないほど、多様な特性を示します。よって日頃の子どもの様子をよく観察し,子どもがどのようなタイプか,どのようなやり方を得意とするかをおさえる必要があります。
スモールステップ」に分け、「即時にフィードバック」する
指導内容をいくつかのステップに分けて、順に提示にし、着実に達成させることで、子どものやる気を引き出します。少し頑張ればできそうな目標を設定すると良いでしょう。 また、子どもに対して「即時にフィードバック」することも大切なポイントです。
ケース別事例
・聞き間違うことが多い。
・聞きもらしがある。
・聞いたことをすぐに忘れてしまう。
・個別の場での話は聞き取れるが、集団場面では難しい。
・単語は理解できているが、文章としての意味は理解できない。
・注意を話し手に向けることが出来ていない。
・耳からの情報を記憶しておくことが難しい。
・文章の聞き取りに間違いがある。
・顔を見たり、肩に手をおいたり、「お話します」と言って話し始めたりなどをして、注意を引きつける工夫をする。
・耳からの情報だけでなく、絵、カード、板書など視覚面からの情報をプラスする。
・聞いた内容を記憶したり理解したりするために、内容を整理する。
(復唱したりメモを取ったりする、など)
・思いつくままに話す。筋道を立てて話しにくい。
・内容や表現に乏しい話しになってしまう。
・言葉に詰まってしまう。
・適切な早さで話すことができない。
・自分の考えがまとめられない。
・話しているときに、内容を確認していない。
・子どもの話の内容を考え、不十分な内容を補いながら、話したいことをまとめてあげる。
・話しやすい話題を取り上げ、話す機会を増やしてみる。
・とばし読みをしてしまう。
・似ている字どうしを取り違えて読む。
・音読でスラスラ読めずに引っかかる。
・漢字が正しく読めない。
・文章の内容を正しく読み取ることができない。
・読んでいるところを目で追えない。
・文章を適度なまとまりでとらえ、その意味を理解することに弱さがある。
・文字の形を判別できない。
・文章の関係がわからない。
・視覚でとらえた文字を音に変換することが困難。
・マーカーで一行おきに色づけをする。
・行間に線を引く。
・文章を単語や分節ごとに線で区切る。
・文末や読み間違いやすい単語にマーカーで色づけする。
・板書などの写し書きができない。
・読みにくい字を書く。
・マス目からはみ出してしまう。
・鏡文字を書く。
・特殊音節(拗音、撥音など)の表記を間違う。
・独特の筆順で書いてしまう。
・当て字など、間違えた字を書いてしまう。
・文字の形がとらえられない。
・視写する部分がどこかわからない。
・聞いた言葉を文字に置き換えられない。
・筆記用具の持ち方が適切でない。
・全体のバランスをとることが難しい。
・文章や文字を薄く書いたものをなぞる練習をする。
・マス目を大きくする。
・文字の書き始めや筆順などに番号やマークをつける。
・漢字をへんやつくりに分けて、漢字のつくりを意識させる。
・書く文章を声に出しながら書かせる。
・文章題の意味を理解できない。
・数量や単位の理解が難しく、数量関係がわからない。
・簡単な計算や暗算が難しく、時間がかかる。
・筆算すると、位取りがずれる。
・図形を描くことが難しい。
・三角定規などの用具がうまく使えない。
・目に見えない数や量をとらえにくい。
・空間イメージができない。
・計算のルールが分からない。
・繰り上がりや繰り下がりを忘れてしまう。
・問題にじっくり取り組ませる。
・おはじきなどを使って数を可視化させる。
・位取りを色別に明示するなど、わかりやすくしたマス目に書かせる。
・文章題の内容を図示し「ことばの式」で表す。
・1枚のプリントの問題数を少なくする。
・決まったパターンの文章しか書けない、話せない。
・目的に沿って計画したり、必要に応じて修正することが難しい。
・はやとちりや飛躍した考えをする。
・尋ねられた内容に適切な受け答えができない。
・順序立てて話したり、書いたりすることができない。
・何を書いてよいかわからない(何を求められているのかがわからない)。
・因果関係を理解することが難しい。
・相手の立場に立って考えることが難しい。
・ひな形となる項目(初めに、次に、最後に)を提示する。
・文字や絵で思い出す手かがり(時間、場所、場面、人など)を示す。
・思い出した項目をカードに作り、並び替える。
・本人が話し終わるまで待ち、その内容を確かめる。
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