指導前の生徒について
高校生に上がってから、テストの点数があまりよくなく、横ばい状態ということで家庭教師を始めました。当時瞳さんは定期的に勉強する習慣がなく、とくに英語を試験間近までためてしまいがちで、なかなか計画を立ててテストを受けられないとのことでした。授業をしていくなかでわかった生徒の様子は以下の通りです。
◆生徒の良いところ
1.今の状況に危機感を感じている
2.向上心がある
3.宿題をきちんとこなす
◆問題点
1.高校のテストのペースになれていない
2.テスト勉強始動開始が遅い
3.学校の授業の予習―復習の習慣がない
改善策
数学
授業と宿題をフルに利用して復習する
授業
学校の進度に沿った演習+前回の宿題の分からなかったところ解説
宿題
学校の進度に沿った宿題を出す+解説ノートをまとめる
解説ノートとは
英語
予習の徹底
学校で課されている予習をしっかりやってもらう。
○授業では、自分の答えが間違っていても消さずに、赤ペンでしっかり書き直す。
○学校の授業で教わったことは当てはまる各箇所に色ペンで書き込む。
○新出単語は並べて書き出す。
このようにすることで、自分が間違えた場所・実際の解答・先生の解説・新出単語が一目で分かるようになります。これは英語だけではなく、古文・漢文でもノートを縦にすることで活用できます。
小テストを行う
文法基礎の定着を図る。
学校で購入したnext stageから、範囲を決め毎週小テストを行いました。
テスト
必ず計画を立てる
計画倒れしてしまわないように、一緒に相談しながら、どのように進めていくかを3週間前に決めます。少し早いのは、テストに対して早めに意識してもらい、テスト直前は余裕をもって苦手な部分や総合的な復習に取り掛かってもらうためです。
生徒はどのように変わった?
予習―復習を完璧にするにあたって、宿題の量が以前より多くなったのですが、指定されたものをきちんとこなし、分からないものは授業で分かるまで質問してくれるほど熱心な姿勢が見られるようになりました。また、普段から問題集を復習でやっておくことでテスト勉強に対して余裕が生まれ、発展問題に取り組んだりすることができる時間も増えました。
これからの目標
引き続き予習―復習をしっかりし、定期テストでは80点キープが現在の目標です!またこれからは、指導科目以外も日々の学習をサポートしたいと思います。