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2011年5月27日

【中学受験】椙山女学園中学校学校説明会(2011年5月21日)

本日、椙山女学園の学校説明会に参加してきました。

日差しも眩しく、この時期にしては暑い日でしたが、多く方が参加されていました。

説明会は、
・校長のあいさつ
・前回の入試問題を見ながら各教科の解説
という流れで行われました。


まずは河野校長からの椙山女学園がどんな学校なのか説明がありました。

椙山女学園は、
「人間になろう」という教育理念のもと、生徒が自ら努力してよりよい人間(=女性)になることを目標としているとのことです。

学校の特徴は、

1.幼稚園?大学院まで一貫した教育をおこなっている
2.女子校としての良さ
3.偏差値を求めた教育を第一としていない

の3点をあげられており、その中でも今後の社会で必要となる能力である

・IT・英語を使える能力
・コミュニケーション能力(人間関係をつくっていく能力)
・意欲

が身につくような教育を目指しているということです。


校長先生の挨拶の後、各教科担当から去年の入試問題をもとに入試内容についての説明がありました。

【国語】
・出題構成は説明文・文学作品の2題から出題
 ※1文が3000字程度
・国語の勉強方法
 1.いろんなジャンルのたくさんの文章にふれること
 2.新聞・テレビを見て社会の出来事に関心をもつこと
 3.知らない言葉を見つけたら、すぐに調べる
 4.知らない言葉がでてきても、あきらめないで文章の中から想像する
 5.自分の考えをもつ


【算数】
・出題構成は計算問題・短めの文章問題・長めの文章問題
・計算問題は全問正解を目指してほしい。そのため確かめをやること
・算数では論理的思考ができるかを問うている
・難しい問題ではなく、きちんとできる問題をしっかりとっていくことが大事


【社会】
・自分が勉強して得た知識を、どう活用するか
・地図の見方であったり時事問題であったり身近なことに関心をもつこと
・きちんと漢字を使うこと
・グラフなどの資料から必要な情報を読み取り、字数内で答えをまとめる練習を


【理科】
・基礎的内容・知識をもとに考える力を問う
・問題は、基本問題と考える問題にわけられる
・理科の勉強で心がけてほしいこと
 1.自然に興味をもつ
 2.生活の身近なことに興味をもつ
 3.まわりの人に興味をもつ
・疑問に思うことがあれば、じっくり考えることが大切


【平成23年度入試結果】
募集定員 160名
志願者数 826名
欠席者数 268名
受験者数 558名
合格者数 292名

国語算数 理科社会合計
配点100点 100点50点50点300点
平均63.1点66.7点 27.8点 34.9点 192.5点
最高89点100点41点46点267点
最低非公開166点

↓↓↓↓他の私立中学校の説明会レポートも是非見てください↓↓↓↓
http://www.zeroichi.com/sj/index.html

2011年5月24日

平成24年度入試に向けた岐阜県高校入試概要

今年も、お世話になっているキタン塾さんの岐阜県高校入試説明会に参加してきました。

そこで聞いてきた内容を下記にまとめましたので、参考にして下さい。


■調査書について
調査書とは、学校から学期毎に渡される各教科5段階評価の書類で、別名、成績表、通知表、内申書と呼ばれるものです。
岐阜県の公立高校入試では、中学1年生から3年生2学期(2学期制の場合は前期)までの成績が加味されます。全学年の成績が加味されますが、3年生の成績は2倍で評価されるので、3年生からがんばっても挽回は可能です。私立高校では、3年生2学期の成績を確認します。それぞれの私立学校が選考基準を設けています。※私立高校の基準については、別途TELなどで問い合わせてください。


■公立高校入試
0.概要
入試機会は2回あります。2月9日に特色化選抜、3月13日に一般選抜か実施されます。

1.特色化選抜
(1)調査書と当日テストの比率は学校それぞれ
岐阜、岐阜北、岐山、大垣北高校などの上位校は調査書:当日テスト=3:7となっており、当日テストを重要視する傾向があります。また、山県、羽島、郡上北高校などは、調査書:当日テスト=7:3となっています。各学校が独自に比率を定めているので、詳しくは岐阜県教育委員会のHPをご確認ください。


(2)ほぼ半分の生徒が合格
平成22年度入試より、約50%の生徒が特色化選抜で合格するようになりました。合格率は高くなったとはいえ、裏を返せば50%は落ちるテストなので、ここで落ちたからと言って諦めず、一般入試に向かうことが大切です。


(3)試験形式が特殊
教科ごとにテストを行うのではなく、検査Aと検査Bを各60分ずつテストをします。検査Aには国語・英語・社会の内容、検査Bには英語・数学・理科の内容が含まれます。複数教科あるからと言って、それぞれの知識を複雑に絡めた問題が出るわけではありませんが、問題数が多く、試験時間が足りなくなる生徒が多いです。


2.一般選抜
(1)調査書:当日テストは5:5
特色化選抜と違い、どの学校も比率は5:5です。


■去年の入試の状況
(1)逆転はあまり起こっていない
特色化選抜で、上位校では調査書:当日テスト=3:7なので、、当日テストで一発逆転が狙えそうですが、受験者のデータを分析してみると、逆転現象はあまり起こっていないようです。


(2)記述問題が増えてきている
文章で書かせる問題が特色化、一般選抜共に増加傾向。特に特色化選抜の方が記述問題が多い傾向なので、記述対策は特色化選抜を目標に行うと良い。


(3)特色化選抜の難易度
<検査A>
一番簡単だった昨年度と比べるとやや難しくなりました。が、基本的な知識を問う問題が大半を占めています。問題量が多いので、解くスピードが重要です。

<検査B>
検査A同様に、一番簡単だった昨年度よりは難しくなっています。難易度は、例年通り。


(4)一般選抜の難易度
<国語>
例年通りの問題構成。基本的な問題が並ぶ入試という印象。

<数学>
大問1と4以外は、問題文が長いためやや時間がかかる傾向。読解力が問われる問題に時間が割けるように、計算スピードなどを速くしておく必要がある。

<理科>
全体的に易しめ。基本がしっかり身についていれば解答できる問題がほとんど。

<英語>
「聞く」「読む」「書く」という領域からそれぞれバランスよく出題されている。直接的な文法問題は少なく、本文の内容が把握できていれば解ける問題が多い。

<社会>
基本がしっかりできていればほとんどの問題に対応できる。今年は、記述問題が1問も出題されなかった。


■対策方法
(1)「高校入試の手引き」を買おう!!
岐阜新聞社から出版されている「高校入試の手引き」は受験生必携の書です。また、岐阜新聞テストも必ず受験するようにしましょう。

(2)8月までは受験の基礎を分野別に
夏休みまでは1,2年生の復習にあて、分野別に基礎力を養いましょう。

(3)過去問で演習を積み重ねよう!!
できるだけ年度の新しい入試問題で演習を積み重ねましょう。岐阜県だけでなく、日本全国の高校入試の過去問に取り組みましょう。全国の高校入試問題がまとめられた問題集は、旺文社から「全国高校入試問題正解」という本が出版されています。

(4)苦手科目は重点的にやり抜こう!!
理科が苦手なら、「6月は理科の総復習をするんだ」と集中して勉強してみよう。理科であれば、2日で1単元やるようにスケジューリングすると1ヶ月で全単元をやり切ることができます。

2011年5月23日

【中学受験】東海中学校入試説明会(2011年5月21日)

5月21日、晴れ。


去年も行きましたが、今年も行ってまいりました。
東海中学校の入試説明会!!


会場は、去年同様で講堂です。
来場者数も去年と同様で1,500人以上はいると思われます。
かなりの盛況ぶり。


説明会の内容も、これまた去年同様でVTRでの学校紹介から始まりました。内容は去年とほぼ同様(在校生代表の説明は2年連続で山岸くんでした^^)なので、詳細は去年の記事に譲るとして、今回は去年は書かなかったことについて書いてみようと思います。


1.行事が多い!!
球技大会・修学旅行・サタデープログラム・水練会・立山登山・9月祭・運動会・祖山参拝・記念祭などなど、たくさんの行事が行われています。この中の多くの行事が、生徒主導で企画立案されて運営されているようで、そういう活動を通して生徒を育てるという意志が感じられます。校風は基本的に「自由」なのですが、「自由には責任が伴う」ということを行事の運営を通して、多くの生徒が学び取っているに違いありません。
中でも、サタデープログラムと水練会は面白いプログラムです。サタデープログラムでは、生徒自ら有名人を講師として呼んでいるそうで、民主党岡田克也議員をはじめ、たくさんの有名人が講師を務めているようです。こんな人たちから直接話を聞いたりするだけでもかなり刺激的でしょう。水練会は、ふんどし締めて、1kmの遠泳をするという企画。泳げない子も友人と一緒にがんばれば泳ぎ切れるようになるんだとか。この経験は、人生を必ず豊かにしますね!!


2.部活もがんばっている
ワンダーフォーゲル部はポーランドで行われる世界大会に出場するようです。陸上部も400mリレーで全国6位。ロケットの大会で全国準優勝と意外に部活もがんばっています。

■2011年度進学実績
東大22名(うち浪人6名)、京大25名(うち浪人9名)、名大42名(うち浪人18名)です。この学校の受験実績の特長は、浪人生の割合が高いと言うことです。また、医学部への進学も多く。名大の場合、20名が医学部医学科に合格しています。国公立大学合格者合計223名(うち浪人103名)、国公立医学部合計95名(うち浪人46名)です。去年と比較すると、国公立合格者は90人減らし、国公立医学部合格者は31人減らしています。数字が減った理由については特に説明はありませんでした。

■2011年度中学校入試結果(括弧内は前年度比)
<人数>
志願者数:980名(+105名)
受験者数:933名(+103名)
合格者数:450名(-6名)
入学者数:407名(+10名)
※実質倍率2.07倍

<点数>
受験者平均総得点:225.3点(+17点)
受験者最高得点:344点(+13点)
合格者平均総得点:258.4点(-16.2点)
合格最低点:232点(-13点)


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