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2011年6月22日
先生と生徒が心をつなぐ交換ノート
Aさん
「漢字覚えるのが大変です」
S先生
「先生も漢字は苦手です。
小中高とまともに漢字の勉強をしてこなかったからです。
しかし、今、そのことをとても後悔しています。
ふとしたときに漢字を間違える。
その度にとても恥ずかしい思いをします。
是非、今のうちに頑張ってください」
こういう心のこもったやりとりができるのも、
家庭教師サービスの強み。
交換ノートを活用すれば、
言葉だけではなく文字でも生徒との交流が深められます。
これは、心の交流といえるのではないでしょうか?
Witten By KOGA
2011年6月21日
自己肯定感。
佐賀県にある県立太良高等学校について、少し紹介したいと思います。
今年度から、近隣地域からの生徒の募集に加え、全県を対象に不登校や中途退学になったり、発達障害を持つ生徒の募集を始め、新たな歴史をスタートさせたこの太良高校。
なによりも魅力的なのが、特色ある授業風景。
授業では、電子黒板や携帯型ゲーム機などが活用され、生徒はその携帯型ゲーム機で練習問題を解きます。
そして、授業時間内にクラスの正答率の円グラフや、「誰が正解したのか」「何回書き直したのか」がすべてその電子黒板に瞬時に表示されるのです。
まるでゲーム感覚の授業に、生徒も興味津々です。
また、その他にも太良高校で特徴的なのは、「単位制と2学期制」。
単位制では、生徒たち自身が興味のある授業を選べるようになっています。その中には1年生が町内の福祉施設や、農園一か所で学ぶ「体験学習」があり、地域と連携して様々な活動を授業として行えるのです。なんだか、まるで大学みたいですよね。
そのほかにも、発達障害児のために、
・少人数で構成された授業
・中学校内容の復習
・掲示物を前に貼らない
・イスや机の下にゴムをつけ雑音を防ぐ
・その日に学習する内容を前もって説明
・どこまで学ぶのか見通しを明確にする
などの配慮面も見られます。
生徒の集中力を保ちながら計画的な授業を展開し、達成感を味わってもらうことが目的です。
この学校が目標としているのは"できる授業。"
一度挫折を経験している彼らだからこそ、授業の中でもう一度自己肯定感について見直していく必要があるのだと思います。
教える側が伝えるべきことを伝えることがゴールなのではなく、生徒が授業を通して、考え、理解をし、そして自分に自信を持つこと。それが真のゴールなのではと考えさせてくれる学校、県立太良高等学校の紹介でした。
県立太良高等学校ホームページ
http://www3.saga-ed.jp/school/edq10020/index.html
参照記事
http://mainichi.jp/area/fukuoka/mori/news/20110610ddlk40100456000c.html
2011年6月15日
ガールズトークの練習の場
相手の気持ちを理解するのが困難など、コミュニケーションを苦手とするアスペルガー症候群。
思春期のころ、ガールズトークなどといったおしゃべりを楽しむ女子たちが多い中、アスペルガー症候群の女子は、会話に入れずに疎外感を感じてしまうことが多く、引きこもりなどといった2次障害に繋がってしまうケースもみられます。
そこで、その"ガールズトーク"の練習の機会を設けるために、「アスペ・エルデの会」は定期的に「女の子のグループ」というのを開いているそうです。
そこでは、小学生から二十代までのアスペルガー症候群の女子があつまっておしゃべりを楽しんだり、買い物をしたり、趣味の合う子と一緒に映画を見に行ったり!
自然な流れの会話の中で、練習することができ、ここでは「空気が読めない」と批判されることもないため、孤独感を感じずに会話の訓練をすることができるのです。
女子は、男子に比べてアスペルガー症候群と診断されにくいといわれています。
その理由として自閉性障害の女子は、男子に比べると、反応が内向きなため、
(つまりパニックを起こしたりするのではなく黙りこんでしまうなど)思春期の悩みと勘違いされることもあるようで、診断を見過ごされているのではという専門家の声があがっています。
男女の違いを理解した支援は、それぞれの実生活で同性との友好関係を上手に築いていくなかで、必要不可欠なのかもしれないですね。