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大高クリニック院長先生のセミナー
昨日、大高クリニック院長大高先生のセミナーに参加しました。
講演テーマは「発達障がいの理解とその対応・・・生きづらい子どもたちを支える」です。
誰かの役に立つかもと思いましたので、ブログにてシェアします。
■お医者さんと養護の先生
医者の仕事は、治療 => 困っているところを取り除く
先生の仕事は、教育 => 良いところを探し、伸ばす
発達障がいの子どもに対して、お医者さんができることは限られているし、上記の性質上、お医者さんはどうしてもネガティブなところに目が向きやすい。
■環境を作っているのは大人。もっと考えよう
まず、環境について私たち大人は真剣に考えて行動してきたか?それを明らかにしてくれたのが、震災における原発事故。東電が悪いって言うけれど、原発の危険性などについて僕らは頭を使ってきただろうか?今の子どもを取り巻く環境は、4歳までが乗れるベビーカーがあったり、ケータイがあったり、ゲームがあったり。。。これらの環境を整備してきたのも、また大人。大人の子どもの未来に対する責任は重い。
■環境の変化が発達障がいであることを露呈させる
クリニックに通い出す年齢のピークは、6?8歳(小学校入学)、9歳?11歳(縦関係(親子中心)から横関係(友達中心)へのシフト)が多い。これは、環境の変化によって、発達障がいであることが露呈するから。「K.Y」に代表される"空気が読めないのは悪"的な風習も一役買っている。学習障がいの子は、障害のために空気が読めない子が多い。そのため、仲間はずれにされたりすることも増え、障害によって社会生活が営みにくくなっている。
障がいがあっても、活動や社会参加に支障をきたさないのであれば、それは発達障がいと見なす必要はない。
10歳の壁という言葉がある。10歳くらいになると、人間関係が親子の縦の関係から、友達の横の関係へと変化し、性を意識し始める(他人からどう見られているかが気になる)。そこで、社会性が必要とされるため、発達障がいであることが露呈されやすくなる。
■発達障がいの子との付き合い方
発達障がいは、決まった形があるわけではない、十人いれば十通りの症状となる。核となる症状はもちろんあるけれども、色んな要素が絡み合い発現の仕方は様々。これからは、普通学級にも発達障がいの子がいて、その子をサポートしていく必要が出てくる。学校という環境に入り、症状が発現する子はもちろんいるが、うまく周り(環境)が関わることで、その症状は軽減されるはず。だから、医療任せでもダメで、現場でその子といかに関わるかの方がよほど重要になる。
■医療のできること
お医者さんができることはたかが知れている。できるとすれば、診断書を書くことと薬を処方するくらい。
薬は、落ち着かせたり、衝動性を減らしたり、攻撃的な態度を緩和したり、集中力を延長させることができる。しかし、子どもに自身を持たせるとか成功体験を積ませるとかそういうことはできない。それは、教育の役割となる。
治療に使用される薬:コンサータ、アトモキセチン(ストラテラ)
■紹介いただいた書籍
・あったかクラス作り(明治図書)
・発達障がいチェックシートできました(生活書院)
・きみももっとうまくいく(東京書籍)
・発達障がいを持つ子の「いいところ」応援計画(ぶどう社)
など。
Written By KOGA
2011年10月 7日
タルガクだぜ!
岐阜県学習塾協会。
私たちはこの協会に属し、多くのことを先輩方から学ばせてもらっています。
イベントの主催や私立高校の先生との懇親、
教育者としての考え方、経営者としてのものの見方
本当に多くのことを学んでいます。
垂井学習園という学習塾を経営する先輩がおられます。
粥川さん。
色々ツッコミが激しい先輩ですが、本当に私は慕っております。
垂井学習園にはブログがあります。
このブログの文章が非常に美しいです。
なんでも、文学賞を受賞したことがあるそうで、
文章力には自分でも相当自信を持っているようです。
日常の些細な話題についてこれほどまで引き込む文章を書ける人が身近にいます。
私は本当に幸せ者です。
これからも垂井学習園ブログを読み、そして、書き、文章力を磨きたいと思っています。
Answered By KOGA
2011年10月 5日
タイミング良くフォローをすることが大切!
家庭教師の先生が指導しやすいように
タイミング良くフォローをすることを心がけています。
タイミングというのが大切。
ガッツでは、あるものを使って、
先生とも生徒さんとも声をかけやすい環境になるようにしています。
さて、今日もたくさんフォローをしました。
それは、電話だったり、メールだったり、書類送付だったり様々です。
下記は、N先生とのやりとりのメールです。
数学のテストが80点を超えられて良かったです。
これもN先生の指導があってこそと思います。
熱心な指導、私からも感謝申し上げます。
さて、英語がまだ不安なようですね。
是非、この定期テストを使用してどんな文法ミスがあったのかについて分析してみてください。
じっくり観察すると、意外な傾向に気づくことがあるので、テスト用紙をコピーさせてもらって分析してみると良いですよ(コピーする時は、A4に縮小コピーすると保存もしやすくなるので便利ですよ)。
分析できたら、チェックリストを是非作ってみてください。
チェックリストについては、以下ブログが参考になると思います。
http://ameblo.jp/gutsguts114/entry-11038667695.html
先生の指導力向上が必ずYくんの成績アップにつながります。
指導力を向上させて、成績アップに結びつけましょう!!
Written By KOGA