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2007年11月16日

新ツール開発中です

ゼロイチでは、来年導入に向けた新ツールを開発中です。現在、数人の生徒さんに実践してもらっています。

私も、自分の生徒さんにやってもらいました。興味津々で、楽しそうに取り組んでくれました。22日のテストに向けて今日からがんばります。アグレッシブな目標を設定しました。結果が出るかどうか、楽しみです。がんばれよー。私もがんばるから。

ツールの基本精神は、「がんばらない」です。

人生で大事なのは、長期的なビジョンです。短期的な目標は設定するのは大事ですが、それに追われるのは何の意味もありません。設定はしますが、達成できなくても、それを悲観的に受け取る必要は一切なし。達成できなくても、「君は成長している!」って言えることが重要です。

中学生、高校生に対して、長期的なビジョンを持てといっても難しいので、ビジョンがないという子には、志望校を目標にしてもらっています。そして、その学校で、どういう風に活躍しているのか、楽しく恋愛をしているのか、勉強に励んでいるのか、課外活動をしているのか、部活で大活躍しているのか。

この辺のイメージの提供は、大学生以上の家庭教師ならできます。自分自身が高校時代にしてきたこととか、何をしておけば良かったと思っているのかとか、大学時代に自分はこういう努力をしているんだとかを伝えれば、子どもは夢を馳せます。

ビジョンを持たせるのが大事★

私の夢(ビジョン)は、

「夢を持って、イキイキとした人が溢れる世の中にする」

というものです。

かなり抽象的です。私は、ビジョンなんてものは抽象的でかまわないと思っています。その理由は、また、別の機会にでも★

この前の名古屋高校の授業で、子どもたちは、

「10億円稼ぎたい」
「外車のディーラーになりたい」
「楽しく生きたい」

などなどの夢を語ってくれました。全てすばらしい夢です。

将来どうなりたいかを明確に持って、それに向かって、一歩一歩近づいていくことが大事です。

教育の目指すべき姿は、「1mmでも自分より秀でた人を育てること」です。

そのために、一歩でも自分のビジョンに向かわせるサポートをすればよい。

ビジョンを明確にさせて、一歩一歩努力ができるツールを開発中です。面白いものができそうです!!


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2007年11月14日

本気の関わり合いが大事だよなぁ



指導報告書にある「今月の総括と反省」と「保護者所見」の欄です。家庭教師と生徒さんが共に切磋琢磨しているのがよく分かります。先生が熱心だから、子どももがんばろうって思います。そして、そんな子どもから触発を受け、先生もがんばります。

そんな様子を一つ屋根の下の親御さんはすぐに感じ取られているようです。この親御さんの感受性もさすがです。実は、子どもがやる気を出しているのに、それに気づけない親御さんも大勢います。私たちは、お子さんの小さな変化に気づいてやってくださいと伝えています。

本気でぶつかり合いながら、お互いを伸ばし合っていく。教育で最も重要なのは、やっぱり、「本気の関わり合い」です。


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2007年11月11日

共育サークル ? 昔ばなし ?



学生の頃、教育系のサークルをつくって、小中高校の生徒たちと共に考える授業というものをしていました。共育サークルTOBE中日本。

中日本って名前がついているのは、関西にTOBEというサークルがあって、そこの活動を参考にさせてもらったから。

そこでは、環境教育をやってみたり、福祉について考えたり、その道のプロの人と一緒に講座作りをやらせてもらったこともあります。

日赤病院に勤める方のサポートをさせてもらった時は、生徒である中学生よりも私達の方が勉強になったと、メンバーのみんなで言っていました。

その時に、私達が象徴として使っていた言葉が、「共育」という言葉。

「教え育つ」のではなく、「共に育つ」ことを理念としました。

上から教えることは不可能でも、共に考えることだったら、大学生でもできる。いや、逆に、年の近い大学生の方が、先生よりもうまいかも知れない。そんな思いをもって、この言葉を使っていました。

この考え方は、今でも、私の中に息づいています。恐らく一生忘れない想いでしょう。大人になってしまった今でも、私は、学び続ける。子どもから教わることもたくさんある。そう感じる日々です。テレビからも学べるし、電車の中吊り広告でも学べる、生活の中に飛び交う音楽やアナウンスからでも学ぶことができる。道路標識だって、四季の移ろいだって、井戸端会議の内容だって、全てのものから、何かを学べることができる。

私は、この時の経験やこの時の思いを原点にこれからも仕事をしていくでしょう。

今、たくさんの協力者がいて、たくさん学ぶことができるし、自分の思いに耳を傾けてくれる人もいます。最高の環境だと感じています。

原田先生や原田総研の皆様、学校評価事業を共同で行っている岐阜大学の教授。共に会社を支えてくれる同僚、産官学融合センターの皆さん、家庭教師の皆さん、今までずっと付き合ってくれている友人。すべてが、私にとっての財産です。

これからもたくさんの人生の師と呼べる人に出会うと思います。私も出会いが増やせるように、そして、出会いを生かせるように、日々を過ごしたいと思います。


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