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2008年4月11日
指導力向上のための手帳
実際に家庭教師さんに使ってもらっている手帳。使い勝手がよいと評判★指導力も向上し、成績アップにも寄与しています
家庭教師のみなさんがよりよく仕事ができるようにしたいということで、指導手帳というものを作りました。他業者さんを見ていると、業者が勤怠を管理するため、もしくは、保護者の方に少しでもええ格好をしたいために指導手帳があるのが大半です。
でも、勤怠を管理するというのは、業者側の都合だけであって、それがあるから子どもの成績が上がるなんてことはない訳です。また、保護者に対してええ格好するためのツールも本質的ではありません。保護者満足度は上がるかもですが、これまた、子どもの成績向上にはつながりません。
また、指導報告書って、報告するのが目的なので、報告の直前に書くことになります。つまり、どれだけこちらがまとめて書くなって言ったところで、まとめて書きます(私もそうしますから(笑))。月末にまとめて書けば、色んなことを忘れているので、よい報告書は書けません。報告書自体がお茶を濁すような内容になり、それを使った保護者への報告もキレのない、お茶漬けみたいなものになってしまいます(^_^)
そんな指導報告書の欠点を踏まえ、使う側の気持ちになって作っているのが私たちの指導手帳です。私も家庭教師の指導を行っているので、実際に自分が使いやすいかどうかを主眼に置いています★ポイントは、
訪問前に何をやるかを決めるようになっていること、
出した宿題がメモできること、
生徒の行動予定(テストの予定、修学旅行・遠足などのイベント)も記入できること、
そして、今回何をやったかを感情も含めてちゃんと記録できて、次回どのように接すればよりよいパフォーマンスを出せるかを考えて書けること。
指導前・指導直後にきちんと書けば、次回まで指導のことを忘れていても大丈夫。また、毎回書けば、濃密な指導手帳ができあがります。感情まで書いてあるので、生徒のやる気の機微にも触れられ、次回の指導前に確認すれば、その情景が恐ろしいほどリアルによみがえります★
今日も順位上昇中!本当にありがとうございます★たかが順位ですが、されど順位。純粋にすごく嬉しいです。
2008年4月10日
子どもに気づかせて、習慣を変える
「ひらめき脳」(茂木健一郎著)。ドーパミンを出せば、行動が強化されるそうです。
今日もコメダで朝食をしました。
なぜかいいアイデアが浮かぶコメダ。ぼくにとっては、朝のコメダ珈琲は最強の場所のようです。
今後の指針がはっきりしてきて、私の目指す低コスト体質家庭教師派遣を実現できるめどが立ってきました。あと1年もすれば、頑張ってくれている家庭教師の先生方にたくさん給料が支払えそうな予感です★
私にとって、朝のコメダは自分の仕事のクオリティを向上させるよい場所です。それを知っていて、アイデアが浮かぶ状態が気持ちよいこと(脳科学的にはドーパミンがたくさん出ている状態)なので、それを意識的に繰り返しています。そして、子どもたちにもこれを意識させて、毎日取り組みをさせれば、学力が向上し、やる気が引き出されていき、有能感・統制感に満たされるようになってきます。
Fくん(岐阜市の中学2年生)は、学校から帰ってくるととりあえず昼寝、夕食を食べるために起き、そして、だらだらと2時、3時まで過ごす、という生活を送っていました。
勉強するかどうかは別にして、自分のやる気がどのように変化しているかを尋ねると、
「寝起きは、機嫌が悪いから、やっぱやる気もないと思う」
って★ということは、昼寝はFくんにとって効果のよい生活リズムではないことが分かります。なので、それを改善します。この時点で、あまりよくない生活リズムだと言うことは気づいているので、セルフコントロール能力に長けた大人であれば、この事実を突きつけただけで改善可能ですが、子どもはそうはいきません。
そして、やったのが、、、
ベッドと勉強部屋の隔離
です。はじめは、寝なければ何をしてもOKということにして、徐々に生活改善を図ります。何をしてもOKということなので、Fくんは好きな本を読書することにしたようです。また、テレビも30分位見ていたようです。
そして、読書やテレビの合間に計算問題をやることを導入しました。基本は解ける問題を素早く解く。百ます計算を利用したり、簡単な計算問題をしたり。時間は5分。5分で何問解けるかが、チャレンジです。これも繰り返しているうちに、どんどん早くなっていきました。
悪い習慣を排除し、計算問題をやることで心にエンジンをかける(脳内をドーパミンでたくさん満たす)ことができるようになりました。
私たち大人は自分で自分にふさわしい環境を探すことができますが、まだまだ高校生では難しいもの。それを気づかせて、指導していくと、驚くほど成績も伸びていきます。
おかげさまで順位上昇中★40位台で頑張っています。応援ありがとうございます!
2008年4月 9日
新聞スクラップをする
新聞スクラップを毎日続けるEくん。
昨日、ご家庭に訪問させていただいた際に、「何か毎日頑張っていることあるかな?」と尋ねると、「新聞のスクラップをやってます!」って。(^_^)
話によると、家庭教師の先生が取り入れた取り組みだそうです。すごいことを導入できるんだなぁっと感心してしまいました。勉強は創意工夫。たくさんのやり方を考えて、実行してみて、その子にあったやり方を見つける。こういう姿勢が大事だし、そういう姿勢がこのような取り組みを産むんですね。
ちなみに、この取り組みは学校の先生からも大好評で、「6年生になっても、ずっと続けるんだよ」と言われたそうです。私もずっと続けて欲しいなぁって思って、この子を褒めたくってしまいました★(^_^)
「継続は力なり」とはよく言ったもので、本当に力がつきます。この取り組みの場合だと、新聞を切り抜いて、その記事に関する感想を書くので、まず、社会の力がアップします。そして、新聞を読んで、文章を書くので国語力がアップします。さらには、論理的思考力も向上するでしょう。
そして、そして、毎日継続することで、こころが強くなります。こころが強くなれば、簡単なことでは諦めなくなりますし、常に前向きに向かっていく力が身につきます。
社会や国語力がアップして、さらには、こころが強くなる。大変素晴らしい試みです。
おかげさまで順位上昇中★やった、1ページ目