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2008年5月 1日
基礎基本を徹底することこそが大事
「授業の中で先生の話がよくわかるようになったということだった。 かけ算などの基礎計算を徹底したことがよかったとおもう。」 |
家庭教師さんからのコメントです。担当している生徒さんは小学生。保護者の方から、「手を挙げるようになった」と喜びの声をもらっていたので、家庭教師さんも私たちも大喜び。そして、家庭教師さんから本日このコメントももらいました。
基礎計算を徹底したことがよかった
生徒さんが自己分析するのも大事ですが、家庭教師さんが自己分析することも大事です。何が原因でうまくいったのかが分かっていれば、それを繰り返せばいい。また、逆に、何が原因でうまくいっていないのかが分かれば、それをやらないように気をつければいい。
そういう点で、このコメントは素晴らしいです。私たちは、
「答えは常に自分自身の中にある」
と捉えています。そして、それを見つけるサポートをしています。理想の自分をイメージし、自分自身と相談し、強化するポイントや修正するポイントを探して、それを強化したり、修正したりするためにはどうするかを考えて、毎日少しずつ努力することをサポートしています。
千里の道も一歩から。別に難しいことをする必要はないんです。基礎基本を徹底する。繰り返す。そうすることによって、大きな学力は身につきます。
プロ野球選手だって、サッカー日本代表の選手だって、たんたんと基礎の練習をこなしています。学習も根っこは同じです。基礎の学習を繰り返してこそ、応用力などが身につきます。
5月も継続して書き続けます。歯を磨くが如く更新★
2008年4月30日
前頭前野に効く新聞スクラップ
小学校6年生のお母さんからもらった手紙です。
ここに書かれている”課題”というのがすごくて、何をやっているかというと、、、
新聞スクラップを毎日して、その記事を読んで分からない漢字は調べて、さらに記事の小論文を書く
というものなのです。
書くという行為は、前頭前野が刺激されて頭にとって大変良いと言うことが脳科学の発達により分かってきています。なので、この小論文を書くという行為はすごく理に適っています。そして、新聞スクラップをすることで社会の知識も身につき、さらには、漢字も調べちゃうので漢字力もアップします。
そして、これを毎日やると言うことが最大のポイントです。
私たちは、毎日やるということに徹底的にこだわっています。なぜ、毎日なのかというと、毎日やることで
こころが強くなる
からです。こころが強くなると簡単にはあきらめなくなります。一歩でも前へ進もうという意思が湧いてきます。簡単なことでもよいから繰り返して取り組む。これが大事です。
また、これをやらせ切っている家庭教師がまた偉いと私は思っています。
S先生、最高です!!
読んでくれてありがとうございます。
2008年4月28日
偏差値、平均点なんて意味ない!
私たちが勉強の指導でこだわっていること、それは、
子ども一人ひとりの成長を見届けること。
偏差値とか、平均点とかは自分の位置を知る上では非常に重要な指標ですが、それに重きを置いて勉強指導することはしません。大事なのは、その人の成長です。
例えば、30点だった子どもが、次のテストで50点を取ったとする。そして、平均点は70点。
すると、多くのお母さんは、
「平均より20点も低いじゃない!まだまだダメね。。。」
と言ってしまいます。親御さんは子どもに多大な期待をしているためこのような言葉をよかれと思って発していますが、子どもからしてみれば、非常に迷惑な言葉です。はっきり言って、嫌な気持ちしかしません。
私たちは、これが嫌な言葉だということを感じてもらうために、
「お母さんが、ダイエットをして、少しきれいになったと感じている時に、旦那さんに、
『最近きれいになったね。でも、○○さんのお嫁さんの方がまだまだきれいだね』
なんて言われたら、どう感じますか??」
って意地悪な質問をします(^_^)。
すると、お母さんは、「きれいになることをしたくなくなる!」と言ったり、「別れる!」って言ったり(^_^;)。。。
偏差値や平均点から見て、子どもの勉強の話をするのは、百害あって一利なしです。大事なのは、その子自身の成長です。
プロフェッショナル仕事の流儀のキャスター茂木健一郎先生も、著書の中で、
「偏差値を意識すること。つまり他人と自分を比較することでは脳は喜びません。そして、「喜び」のない学習は、どんなに努力しているつもりでもなかなか身につかないものです。
脳のメカニズムから考えれば、自分と他人を比較することはデメリットだらけなのです。大切なのは、自分自身の「喜びの感覚」です。」
と言っています。
私たちが体感的に知っている「自分自身の成長を自分自身で感じれたり人に評価されることがうれしい」と言う感覚は、脳科学の最先端の研究成果からも正しいとの裏付けがなされています。
いっぱい成長に気づいて、いっぱいそれを認められれば、その子の脳は、喜びの化学物質”ドーパミン”で満たされます。そうなれば、勉強が楽しくなって、もっともっと勉強するようになります。「楽しい!面白い!」って思えることが、効率よい勉強の第一歩です。
P.S.
このたとえ話を、ご家庭に訪問した際に、お母さんにお伝えしたところ、深く納得され、そして、子どものワークを見て(そのワークは、10問位問題があるのに3問のみ解いてあった)、「3問しかやってないじゃない。」と言いかけて、「3問やってあるんだ」と言い直したのが印象的でした。
ブログ読んでるよって声を戴きました!うれしいです。ありがとうございます