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2010年8月 9日
英単語記憶法・テストの花道(NHK、Benbu)より
NHKで毎週月曜日に放送されている「テストの花道」という番組をよく見ます。
先週は単語暗記法を紹介していました。
どれも実践すれば、それなりに効果は得られると思います。
・書いて発音する
王道ですね。少しやり方に工夫が加えられていて、昨日覚えた単語は今日ももう一度覚え直すようにするというもの。
忘却曲線が示すように、人は本当にものをよく忘れます。
そして、記憶を定着させるには1日後、1週間後、1ヶ月後と見直すことが大切です。
それをA3用紙を活用してうまく実行する方法が紹介されていました。
・単語+意味を連呼する
単語だけを音読するのではなく、「succeed、成功する!」と何度も音読。
これを繰り返しやると、succeedが出てこれば自然と"成功する"も音がよみがえるという技。
人がいないところであれば、大声で話して、耳も最大限に活用することが大切です。
・メトロノームを使ってリズミカルに
単語カードを使って、メトロノームに従い、リズムよくカードをめくり続ける。
単語カードに書かれた単語の意味が分からなくても、時間が来たら意味を見る。
これを続けると、分からなかった単語も次第に覚えられるようです。
この方法は、私的には少々疑問。
うまくいくのかなぁ。。。でも、似たような方法は記憶術系の本やgoogleの日本法人の社長さん(村上さん?)の英語の本にも紹介があったような気がするので、使える方法かもしれません。
・ノート見開きで左ページに単語・意味、右ページに例文
ポイントは例文を自分で作成すると言うことです。
英語があまり好きでない子でも、例文の主語を友達の名前にしたりすれば楽しく勉強ができそうな気がします。
私は、大学受験の時、このような方法を一番使ったと思います。
文章の中で単語を暗記する方が、私は効率的でした。
・単語を語呂合わせで覚える
これって、どうなんでしょうねぇ。。
語呂合わせで覚えていると、単語の意味を思い出すことに時間がかかりそう。
・リスニング教材を活用
通学時間などに教科書や単語帳のCDを浴びるように聞いて、単語を覚えてしまおうというもの。
単語の意味をジェスチャーで大げさに体で表現しながら覚えるのも効果的なのだそうです。
これは、社会人になってからよくやりました。
私の場合は英会話が主体だったので、耳で英文を聞いて、英文を丸々暗記するまで繰り返していました。
ガッツ家庭教師でも先生たちにグループワークで勉強指導法のアイデアを出させて、そのアイデアを生徒との合宿で体得させるというイベントをやってみても面白いかなぁって思いました。
今度の研修会では、勉強指導法のアイデアコンテストみたいなものをやってみたいと思っています★
2010年8月 6日
上杉鷹山から学ぶ事業の進め方
上杉鷹山(童門冬二著)を上下巻読み終えました。
リーダーに大切なのはビジョン、愛だと改めて痛感。
鷹山は、米沢藩を改革するために「藩民を大事にしよう」と言いはしましたが、それだけで終わりませんでした。
このような美辞麗句は、聞こえがいいだけで、実践が伴わなければ何の意味も持ちません。
そのことを鷹山はよく知っていて、そして、実践をし続けるためにあらゆる創意工夫を行いました。
鷹山は窮地に立たされた米沢藩の立て直しのために地場産業の振興や学校の設立を行いました。
鷹山が振興した米沢織り、絹製品、漆器、紅花、色彩鯉、笹野の一刀彫りは、今なお健在らしいです。
改革を行えば、藩民が富み、藩士が富む。
それを地場産業の振興を通して、藩民・藩士に実感をさせながら改革を進めました。
だから、改革は成功しました。
「人は見たいと思うものしか見ない」(ユリウス・カエサル)とはよく言ったもので、
実感なき改革は継続不能です。
DCT学習プログラムにも改革を加える必要がまだまだあります。
より短期的に成績が上がるなどの実感をさせ、
そして、DCT学習プログラムに主体的に取り組んでいくように生徒を育てていく。
そんな仕組みをもっともっとたくさんプログラムに織り込んでいかなければなりません。
◆心に残ったところ(文章抜粋)
小説・上杉鷹山(上)(童門冬二著)
p.198
成功するには、まず失敗しないことだ。
p.199
しかし、藩民のためにおこなう改革は、日々、日常業務の中でおこなわれなければならない。改革、改革と、鳴り物入りで誇大に宣伝して仰々しくおこなうことではない。地道にコツコツとその当事者が、自分たちの生活を成り立たせてくれている人々のために、誠心をもっておこなうべき日常業務のはずである。
p.212
城につとめる役人のほとんどが、形骸化したしきたりのために、さよう・しからば・ご同役と、いまでいう、休まず・遅れず・仕事せずの"三ず"の毎日を送っているのだ。
p.267
「いまの私は、明日のことは考えない。今日一日を精いっぱい生きることだけを考えている」
=>覚悟というのは、今日を必死に生きると言うことなのだろう
p.284
力でおさえつけるのは得策ではない。納得してくれなければ意味がない
=>力ではなく説得を。意味づけをきちんとすればきっと分かってくれる
p.312
特に、仕事よりも、人事に対する不満は、組織人を狂的な次元にまで追い込むのは、何も現代だけのことではない。
小説・上杉鷹山(下)(童門冬二著)
p.37
男が自分のうちこむ仕事にことを、熱っぽく語るときほど、男の美しさが滲み出ることはない。
p.58
他人のためにつくすということは、他人への思いやりであり、やさしさだ。
p.260
改革のいちばんのむずかしさは、古いことをこわすのでも、新しいことを始めるのでもなく、始めたことをいかに維持するかだ。
p.334
鷹山は示したのである。どんな絶望的状況にあっても複眼の思考方法を持ち、歴史の流れをよく見つめるならば、閉塞状況の中でも、その壁を突破する道はあるのだということを。鷹山は、決して人情一辺倒のトップではなかった。かれは、はるかに柔軟な思考と、果断な行動力を持っていた。
即応性はやる気の表れ
ルーティンチェック表の添削。
以前は、1ヶ月に何回か日を決めて取り組んでいたのですが、
即応性が大切だろうと感じたので、
今では、都度都度添削をして返しています。
事務負担は増えましたが、
即応性はやる気の表れです。
出してもらった書類は、即返信します★
Written By KOGA