キャンペーンの詳細に関しましては、バナーをクリックしてください
2015年1月12日
東邦高校吹奏楽部・第59回定期演奏会
昨日、生徒の誘いで東邦高校の吹奏楽部の定期演奏会に参加して参りました。
●愛知県東邦高等学校吹奏楽部・公式ホームページ
http://twe-gilaughters.jimdo.com/
会場は、栄の愛知県芸術芸術劇場大ホール。開場時間にホールに着くと、すでに大行列ができていました。係の方に人数を尋ねると1,500人とのこと。第59回ということで、歴史も深く、根強いファンも多いようです。
1部クラシック、2部妖怪ウォッチなどのポピュラーソング、3部マーチングという構成でした。どの部も楽しかったですが、やはりマーチングが一番でした。色んな仕掛けが考えられてて、ただただ驚嘆。ただ単にみんな一緒に動いて演奏するという内容ではなく、ダンスあり、紙芝居あり、小道具ありの本当に創意工夫に富んだ内容でした。
正月もなく練習に明け暮れていたようで、演奏から伝わってくる「お客様に喜んでいただきたい」との思いに触れる度に目には涙がたまりました。人の親になって、更に涙腺が弱くなりました。感動しました、本当に。毎年見に行きたいです。本当にお疲れ様。ありがとうございました!
Written By KOGA
2015年1月 9日
「どのように」よりも「なぜ?」を教える教育を!
最近、下村文部科学大臣が主導した動きが活発です。
・小学校の道徳の教科化
・小学校の英語の教科化
・大学センター試験制度の変更
などです。
そして、昨日、「起業家教育」の導入というものが発表されました。
●起業家教育 小中学校で 政府、来年度から全国拡充政府は来年度から、小中学生を対象にした「起業家教育」の導入を全国の学校に促す取り組みを始める。経済産業省が来年度予算の概算要求で、起業家教育の拡充名目で5億円を要求した。起業家教育は、総合学習の時間などを使って模擬の「株式会社」を設立する体験をしたり、外部から起業家を呼んで話を聞いたりして、子供たちの「起業家精神」を養うもの。東京都杉並区内の小学校では、子供たちが「会社」を作り、タオルなどのオリジナル商品を企画・開発。株式を発行して資金を集め、発注した商品を実際に販売し、利益を学校に寄付するなどの活動をしている
参照元:私塾界
私は、これからの社会は多様性を許容する社会になると考えています。その社会を迎えるためには、詰め込み教育だけではダメで、「どのように」問題を解くのか?よりも「なぜ」問題を解くのか?が大事になっていくと捉えています。
この意味で、起業家教育をするのは、大変面白いことだと感じています。学校で勉強のことばかり考えているとどうしても問題を解くことそのものが目的となり、本当に大切な「なぜ」を見失いがちになるからです。今行っている「勉強」が社会とつながっていることを知ったり、勉強そのものが役に立たなくても考えることの大切さや創意工夫の方法を見い出したりすることは、大変有意義なものです。
しかし、これに正しく対応できる学校の先生がどこまでいるかは気になるところです。私は、起業家という立場で子どもたちの成長を支援していきたいと思っています。
P.S.
最近は本当にめまぐるしく動きまくっています。これに対応する我々受験産業は本当にてんてこ舞いです。
Written By KOGA
2015年1月 8日
教師の仕事で一番大切なのは、生徒の好奇心をくすぐることである
新年明けましておめでとうございます。
ホームページをリニューアルしなければと思いながらも、ブログすらも書かずの日々が続いております。今年は更新頻度を上げて行こうと思っています。
さて、教育関係の記事を紹介します。
●「エセ教育ばかりやっていた」と告白した教師、本物の教育に必要な"3つのルール"に目覚める
http://logmi.jp/32162
この方の言う「3つのルール」とは、
1つめのルール。好奇心が1番大事である。疑問を持つことが優れた教育への道しるべになる。逆ではありません。
2つめのルール。形式ばらない。私たちは教師で、学ぶことは醜いことだと良く知っています。だから科学的方法が5ページの第1章、1.2節にあっても、飛ばして構わないのです。試行錯誤するのに、手順を踏んで形式ばる必要はありません。3つめのルール。よく考えて実行すること。私たちがすることは大切ですが、微調整をしていく必要もあります。
の3つで、記事の結びで、
「もし私たち教育者が、コンテンツをばらまく役ではなく、好奇心と探求心を育てるような新しい規範を導入することが出来れば、学校生活に少しだけ意味を与えることが出来ます。想像力を輝かせる手伝いが出来るんです。」
と言っています。
TEDという講演プログラムで行われた講演ですが、多分、ほぼすべての先生がこのようなことは知っていると思います。教室できちんと実践できるかどうかは分かりませんが。。。
私は高校時代に「この先生、最高に面白い!」と思った先生がいます。世界史、化学の先生はまさにそれです。教えていただいたのは、世界史は1年間、化学は2年間のみですが、高校3年間ずっと好きな教科でしたし、テストもいつもハイスコアでした。
しかし、そんな先生たちの授業でも、クラスメートの中には、「つまらない」と言っている友人がいたのも事実で、私の好奇心をくすぐりまくった先生でも、生徒によっては全く動じない生徒もいたわけです。
だから、特に集団の授業の中で、この記事の講演者のいうことを実践していくことは本当に難しいと思います。なので、分かっていても実践できない事の方が多いと思います。
翻って、家庭教師ではどうなのか?と考えると、、、、授業力が低くても、「年齢が近くて、身近な体験談をしてくれる」、「自分のために試行錯誤をしてくれる」「自分のみを見てくれている」というスペシャル感が授業形式上出しやすいので、それが教育効果を高めていると思います。
Written By KOGA