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2015年2月21日
福井、高学力の秘密〜学校と家庭に隠れたヒント〜(NHK、ナビゲーション)
NHKで昨日、「福井 高学力の秘密 〜学校と家庭に隠れたヒント〜」という番組がやっていました。
小中学校の学力を調査する「全国学力テスト」で、いつも1位か2位と上位に位置する福井県。去年の4月から、その秘密を探る調査が始まりました。他県の教員8人を福井に招き、高い学力が維持される要因を分析。すると、教員どうしが授業のアイディアを出し合う仕組みや、「がんばる気持ち」を育てる生活指導、さらに、家庭に勉強しやすい環境が整っていることなど、様々な要因が浮上してきました。調査から、学力向上のヒントを探ります。(番組HPより)番組にて紹介されていた福井県の試みは以下の通りです。
1.一人の先生が多学年を担当する
他都道府県の場合だと、中学校の場合同じ学年しか担当しないということが多いようですが、福井県の場合は、全学年を担当するようです。こうすることで、同じ教科を担当する先生同士が共通の問題意識を持てるようになって、協力関係を築きやすくしているようです。
2.無言清掃
まず精神統一をしてから10分間無言で清掃をするという時間を福井県の学校の半数近くが設けています。これをやることで集中力が高まり、また、勉強に対する忍耐力も養われているようです。
3.家庭学習協力体制
子どもは必ず宿題を連絡帳にメモして帰ってきています。その連絡帳に記載された宿題を親も確認して、その後に連絡帳の署名欄にて、保護者が名前を書いています。VTRに登場していた保護者の方が、名前に花まるをつけ、かつ、「ちゃんと見ないと、名前は書けないですよね」といっていたのが印象的でした。
番組を見ていて感じたことは、やはり教育は一人ではできないと言うこと。各所で子どものために協力関係を築きながら教育を進めていくことが何より大事だと言うことです。また、福井県は、全国学力調査にて小中学校ともに全国1位、2位の成績を納めていますが、東大進学率が高いかと言えば底まで劇的に高くはありません。これは、突出した学力の位人を育てるのではなく、全体のレベルが高いと言うことなのだと思います。
Written By KOGA