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2015年1月13日
成績向上は生活改善から始めるとうまくいくことが多いです
●スマホと一緒に寝る子ども、健康被害の恐れも
カリフォルニア大学のジェニファー・フォルブ氏のチームは、2012〜13年に実施されたマサチューセッツ州の子どもの肥満に関する調査の一環として、小学4年〜中学1年の子ども約2000人の睡眠の実態などについて調べた。平日の平均睡眠時間は小4が9.8時間、中1は8.8時間だった。しかしスマートフォンなどを近くに置いて寝るという子どもは、そうでない子どもに比べて睡眠時間が平均で21分短かく、睡眠不足を訴えていることも分かった。また、寝室にテレビがある子どもの平均睡眠時間も18分短かった。子どもの睡眠は、学業成績をはじめ、精神的・社会的な安定性や、免疫力、喫煙や飲酒などの危険を伴う行動に影響を及ぼす可能性があり、肥満についても影響が出るかもしれないとフォルブ氏は警鐘を鳴らす。
私塾界
学力向上は、規則正しい生活にすることから始めるとうまくいくことが多いです。起きる時間を決めて、睡眠時間を決めると、寝る時間が決まります。そして、勉強時間をどのくらいの時間確保するかを決めれば、TVを見る時間なども決まっていきます。
生活を何も改めずに、勉強指導だけやっても成績向上につながることはあまりありません。この記事にも書かれている通り生活改善と学力向上は表裏一体です。
最近は、スマホ・タブレットに多大な時間を取られていることが増えました。去年、刈谷市では小中学校に対してスマートフォンの利用制限を呼びかけ、効果が得られたという話も聞きます。各家庭でも、ルール設定することで少しずつ生活改善を図ると良いと思います。また、もうどっぷり浸っている場合はすぐに取り上げるのではなく、長期目標を示して、そこに少しずつ辿り着くような計画をスモールステップで示してあげるとがんばれると思います。
Written By KOGA