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2015年1月 9日
「どのように」よりも「なぜ?」を教える教育を!
最近、下村文部科学大臣が主導した動きが活発です。
・小学校の道徳の教科化
・小学校の英語の教科化
・大学センター試験制度の変更
などです。
そして、昨日、「起業家教育」の導入というものが発表されました。
●起業家教育 小中学校で 政府、来年度から全国拡充政府は来年度から、小中学生を対象にした「起業家教育」の導入を全国の学校に促す取り組みを始める。経済産業省が来年度予算の概算要求で、起業家教育の拡充名目で5億円を要求した。起業家教育は、総合学習の時間などを使って模擬の「株式会社」を設立する体験をしたり、外部から起業家を呼んで話を聞いたりして、子供たちの「起業家精神」を養うもの。東京都杉並区内の小学校では、子供たちが「会社」を作り、タオルなどのオリジナル商品を企画・開発。株式を発行して資金を集め、発注した商品を実際に販売し、利益を学校に寄付するなどの活動をしている
参照元:私塾界
私は、これからの社会は多様性を許容する社会になると考えています。その社会を迎えるためには、詰め込み教育だけではダメで、「どのように」問題を解くのか?よりも「なぜ」問題を解くのか?が大事になっていくと捉えています。
この意味で、起業家教育をするのは、大変面白いことだと感じています。学校で勉強のことばかり考えているとどうしても問題を解くことそのものが目的となり、本当に大切な「なぜ」を見失いがちになるからです。今行っている「勉強」が社会とつながっていることを知ったり、勉強そのものが役に立たなくても考えることの大切さや創意工夫の方法を見い出したりすることは、大変有意義なものです。
しかし、これに正しく対応できる学校の先生がどこまでいるかは気になるところです。私は、起業家という立場で子どもたちの成長を支援していきたいと思っています。
P.S.
最近は本当にめまぐるしく動きまくっています。これに対応する我々受験産業は本当にてんてこ舞いです。
Written By KOGA