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2012年9月23日
【中学受験】岐阜聖徳学園大学附属中学校入試説明会(2012年9月21日)
岐阜聖徳学園大学附属中学校の学習塾向け学校説明会に参加してきました。
今年もグランドホテルで開催され、たくさんの塾の先生が来ていました。
<説明会の内容>
1.学校の特長
学校の特長について三島校長からお話し頂きました。
今年の入試ではたくさんの生徒が受験してくれたそうで、受験者伸び率東海No.1だそうです。
特長1.教科センター方式
教師が教室に移動するのではなく、生徒が各教科の教室に移動する方式です。生徒は先生を待つのではなく、生徒が自ら移動することになるので、主体的な気持ちも育むことができるそうです。また、生徒がインタビューにて、「時間を意識するようになった」と言っていました。時間を守ることを中学校のうちから意識できる環境というのは良い環境だと感じました。
給食は、メニューが多く非常に楽しいひとときになっているようで、笑顔が絶えない時間だそうです。「建築は教育を変える」という思想の元設計された新校舎は学校全体が学習空間となるようにデザインされています。
特長2.6年制カリキュラムではない
聖徳学園大学附属は中学校も高校もありますが、6年制カリキュラムではなく、中学3年、高校3年の独立したカリキュラムを採用しています。なので、県内公立・私立高校への受験を全力で応援し、全員岐阜高校などの第一希望に合格しています。また、授業は1クラス25人以下という少人数で行われています。
特長3.幼稚園から大学まである学校
幼稚園から大学まである学校なので、様々な専門性を持った先生がおり、それぞれの先生が自分の専門性を持ち寄って、お互いサポートしながら学校運営を行っています。
2.附属中学オープン模試
今年は11月23日(金・祝)に実施されます。附属中学オープン模試での成績優秀者は、学納金全額免除奨学生などの特典ももらえます。算数・国語は小学校で習う11月上旬までの範囲、理科・社会は小6の上の教科書までが範囲です。また、理科は時事問題から必ず出題され、これまで「ハヤブサ帰還」「大地震」にまつわる問題が出題されました。
<前年・受験者平均点>
国語:57.6点
算数:50.6点
社会:28.3点
理科:16.5点
合計:153.1点
学納奨学生資格は255点以上で与えられます。前年は3名の資格取得者がいたそうです。
3.一般入試
入試は、前期後期に分かれ、前期では単願・併願、後期では単願のみで受験が行われます。
<前期単願>
志望者 65名
受験者 65名
合格者 58名
入学者 56名
合格率 89%
(オープン模試での奨学生資格者も含む)
<前期併願>
志望者 48名
受験者 45名
合格者 40名
入学者 9名
合格率 85%
<後期単願>
志望者 15名
受験者 15名
合格者 11名
入学者 11名
合格率 73%
合格者招集日は単願と併願で分けて行われ、単願の招集日にて手続をすれば奨学生は奨学生資格が受けられます。また、前期試験で不合格でも後期試験を受験してもらうこともできるとのことでした。
現在の3年生は34名(男10、女24)、2年生は60名(男:女=1:1)、1年生は76名(男:女=4:6)です。
■追伸
質疑応答の中で、仏教精神に基づく教育について質問が出ました。やはり聖徳学園としては、この点を大切にしているようで、生徒を注意するとしても、ただ単に「そんなことをしたらダメだ!」と叱るのではなく、相手の気持ち、相手の痛みを考えてどう行動するべきかを促すように指導しているとのことでした。こう言うところに仏教系ミッションスクールの価値があると感じました。
是非、去年の説明会レポートも参考にしてください★
【中学受験】岐阜聖徳学園大学附属中学校入試説明会(2011年9月28日)
↓↓↓↓他の私立中学校の説明会レポートも是非見てください↓↓↓↓
http://www.zeroichi.com/sj/index.html