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2011年6月13日
【中学受験】岐阜聖徳学園大学附属中学校入試説明会(2011年6月10日)
自転車で会場に行こうかと思っておりましたが、
雨だったこともあり自動車で行くことにしました。
岐阜聖徳学園大学の大きな講義室で説明会は行われました。
参加者はだいたい100人くらいだと思います。
VTR=>校長先生=>教頭先生=>広報担当の先生=>質疑応答という順番で話は進んでいきました。
それぞれで印象的だった話についてまとめてみました。
<主な特長>
1.教科センター方式採用
現在、新校舎を設立中で、この新校舎を使用して、「教科センター方式」という教育方法を実践するそうです。
教科センター方式というのは、大学のように生徒が各教科エリアのクラスに赴き、授業を受けるというスタイルです。
普通の中学校では、教室に先生が来るという形が一般的ですが、生徒が教室に移動するという形を取ることで、学びに対する自主性を育てたいという狙いがあるとのことでした。
同様の形式は、日本で約60校が採用しており、同志社中学校が最初の導入校だそうです。
また、1時限が45分から60分に時間が延びるそうです。
2.仏教系のミッションスクール
宗教系の中学校はたくさんありますが、どこも共通して言えることは、別にその宗教に信仰しろと言っているわけではなく、その宗教の根底に流れている思想を生かして教育しているということです。
もちろん、岐阜聖徳学園大学附属中学校もその一つです。勉強の前にまず相手を思いやる心が大切と考え、人の心の痛みが分かる子を育てたいとのことでした。
3.英語に力を入れている
中学卒業までに英検3級を80%、準2級を50%の生徒が取得しているそうです。
これは他の私立中学校と比較しても、かなり高い取得率ですね。
1週間に英語は9時間あり、また、オーストラリア研修(12日間)も実施しているとのこと。
4.給食・スクールバスが充実
親御さんに安心してもらえるようにとスクールバスが充実しています。
交通の便としては、決して便利ではないところに立地しているので、この心遣いは安心できます。
現在、9路線運行しています。
5.開かれた進路
中高一貫ではないので、高校選択は自由です。33名の前年度卒業生の1/4くらいは岐阜高校・岐阜北高校・大垣北高校などの上位校に進学をしているそうです。
<入試について>
入試当日の話は特になく、オープン模試について詳しく説明がありました。オープン模試は11月におこなれる受験無料の模擬試験ですが、これで255点以上取れば、学納金奨学生の資格が与えられるそうです。240点以上なら授業料全額免除、225点以上なら授業料半額免除となります。
あと、単願以外の受験者については、他校の招集日後の2月21日を招集日にしていたり、入学を辞退した方については入学時諸費用の入学金5万円以外は返金するなど受験者に優しい受験システムになっているようです。
残念ながら、受験本番について、合格倍率、合格者最低点などの情報を聞くことはできませんでした。
テスト問題の内容としては、小学校での基礎力がしっかり身についているかどうかを確認することを重視した問題になっているそうです。