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2011年6月15日
ガールズトークの練習の場
相手の気持ちを理解するのが困難など、コミュニケーションを苦手とするアスペルガー症候群。
思春期のころ、ガールズトークなどといったおしゃべりを楽しむ女子たちが多い中、アスペルガー症候群の女子は、会話に入れずに疎外感を感じてしまうことが多く、引きこもりなどといった2次障害に繋がってしまうケースもみられます。
そこで、その"ガールズトーク"の練習の機会を設けるために、「アスペ・エルデの会」は定期的に「女の子のグループ」というのを開いているそうです。
そこでは、小学生から二十代までのアスペルガー症候群の女子があつまっておしゃべりを楽しんだり、買い物をしたり、趣味の合う子と一緒に映画を見に行ったり!
自然な流れの会話の中で、練習することができ、ここでは「空気が読めない」と批判されることもないため、孤独感を感じずに会話の訓練をすることができるのです。
女子は、男子に比べてアスペルガー症候群と診断されにくいといわれています。
その理由として自閉性障害の女子は、男子に比べると、反応が内向きなため、
(つまりパニックを起こしたりするのではなく黙りこんでしまうなど)思春期の悩みと勘違いされることもあるようで、診断を見過ごされているのではという専門家の声があがっています。
男女の違いを理解した支援は、それぞれの実生活で同性との友好関係を上手に築いていくなかで、必要不可欠なのかもしれないですね。