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2011年5月30日
【中学受験】鶯谷中学校入試説明会(2011年5月29日)
台風が接近している雨の中、鶯谷中学校の入試説明会に行ってきました。
雨だったこともあり自動車で行ったため、止めるところを見つけるのに苦労しました。そのため、10分程度遅れての参加となりました。申し訳ございません。
去年と同じで、鶯谷中学校の玄関で受付をし、講堂へ向かいました。既に説明会が始まっており、校長先生が話をしていました。校長先生の話の後は、卒業生(現大学1年生)と新中学1年生が話をしてくれました。卒業生の子は声がかれていて聞き取りにくかったのが残念でした。新中1年生の子は、すごくしっかりとしていてはきはきと話をしていたのが印象的でした。将来の夢は医者とのこと。是非、夢に向かってがんばって欲しいですね。
続いて、VTRを見ました。去年はこのVTRが収録されたDVDが配布されたのですが、今年はなくなりました。鶯谷中学校は最近校舎を新しくしたので、その説明や新しく導入した什器(大型スクリーンなど)についての説明もありました。木のぬくもりを感じる校舎で、そして、最新の施設がそろっている学校という感じでした。尚、高校生向けには大手予備校のサテライト授業も受けられるそうですよ。
<合格実績>
去年は国公立医学部医学科5名、国公立大学93名とのことでしたが、今年は国公立医学部医学科2名、国公立大学84名ということで、少し合格実績は前年を下回ったようです。ちなみに、中高一貫の生徒は86名、全体では258名の生徒がいるとのこと。中高一貫の生徒86名のうち32名が国公立大学合格、早慶には16名合格したそうです。
<受験について>
今年は、去年より30名多い120名を定員とするそうです。尚、今年の入学者数は108名で、4クラス体制になったとのこと。合格点などについては非公開で、合格最低点は154点だったと教えていただきました。だいたい5割ちょい取れば受かると言うことですね。
最後に、テストの問題についての説明
・国語
説明文と小説を1題ずつ出す。感じなどは基本的なもので易しかった。文章理解では、本文を的確に読めるかどうかの力を測ったそうです。合格に向けてやるべき事は、「新聞・本で文章を読むことになれること」と「言葉を使って相手に自分の考えを伝えることを常日頃から取り組むこと」だそうです。
・社会
30分50点のテストです。地歴公民からまんべんなく出題。大問1では、平城遷都1300年ということもあり、奈良時代についての問題を出題したそうで、奈良時代についての勉強が不十分な子は苦労したでしょう。大問2は、歴史資料問題で、難易度は少々高めです。大問3は地理。地理では、東海地方に関する問題をよく出題するそうです。タダ単純に知っている知識を問うのではなく、知識を組み合わせて考えて解くような問題も出題したとのことです。大問4は経済について、円高・円安についても質問しているので、普段の生活の中での学びを大切にすると良いようです。
・算数
大問1は基本問題。比例がやや難しかったかも。大問3は問題の意図を的確に掴めない子がいました。大問6は思考力を問う問題で、難しかったらしく、正答率は低いです。算数の力を上げるポイントは、「四則演算をきちんとできるようになること」「日頃からなぜそうなっているのか」と思考を巡らせるとよいとのことでした。
・理科
30分50点のテストです。理科では、「基礎力」「グラフ表読み取り」「作図(表現力)」「実験観察力、洞察力」の4つを試すテストになるように心がけているそうです。大問3では、実験が失敗した理由を考えさせるなどユニークな問題が出題されていました。正答率を見ると、基本は9割できているが、応用は5割そこそことのこと。差が付くのは、応用問題だそうです。
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