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2010年12月16日
発達障害(外国人児童に対する理解と支援)を読んで
「外国人だから」という理由で日本人の子どもよりも発達障害に気づかれにくく、
本人もまわりの人間もよく分からないままで生活することは、場合によっては、
心に深い傷を残します。
記事にもあるように、まず彼らの支援のために、毎日顔を合わせている教員が
専門機関と連携し、児童・保護者に対し円滑なサポートを行っていくことが
重要だと思います。
まずは認知しなくては対処もできないですから、児童と接する教員自身が発達障害
に対する理解を今まで以上に深める必要があります。
さらに外国人児童の場合には、言語という壁がある場合が多いため、
「症状がうまく伝わらないのでは」
「言われたことを、自分が理解できないのでは」
という彼らの不安感をなくすためにも、外国語で対応することができる相談員が増えて
くることが必要です。
外国人居住者が増えている現代、外国人児童が発達障害に気付いてもらえず、精神的に
追いつめられてしまう現状が多くあるということは事実として認識し、今後少しでも
その状況を回避できるような環境がいち早く整うことを願っています。