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2010年10月29日
【中学受験】岐阜東中学校入試説明会(2010年10月28日)
昨日は、岐阜東中学校の塾向け入試説明会に行ってきました。
岐阜のグランドホテル。
塾の先生が300人近くいました。注目度は高いです。
まずはカリキュラムの説明から。
岐阜東中学校では、1週間の授業数が公立高校27時間であるのに対し、37時間授業をしているようです。
1週間に10時間も差がつくのですから、3年後の学力の差はかなり開くことになるでしょう。
3年間の内訳は、英語22時間/週(公立12時間/週)、数学18時間/週(公立11時間/週)、国語17時間(公立11時間/週)ということで、英数国どの教科も十分な時間数を確保しています。朝8時から夕方17時30分までみっちり勉強する環境が整っています。
この豊富な時間数を活用して、授業を簡略化して無理矢理進めることなく、中1・中2で中学校の内容を終えられ、中3・高1・高2で高校の内容を学習するようにしているとのことです。
岐阜東中学校では、これまで433名の卒業生がおり、そのうち144名は国公立大学へ進学しているので、だいたい1/3程度の生徒が国公立大学に進学していることになります。
充実したカリキュラムはもちろんですが、新入生合宿を1年生の早い時期に実施して友人との交友を深めさせたり、カナダへのホームステイ、強歩大会(40km)など独自のイベントを実施して、共に学んでいく力を育んでいるとのことでした。
<入試について>
入学定員は、60名です。受験者は毎年増えており、前回入試の受験者は170名でした。どのくらいの人数を合格させたかは分かりませんが、受験者全員が受かるわけではなくなっているので、少しずつ入学は難しくなっているようです。
入試は4教科で実施します。
入試問題の傾向を簡単に説明します。
■国語
5年生、6年生の内容から出題します。教科書レベルとは異なる少し長めの文章を読ませて解かせる問題を必ず出題しています。
■算数
4年生〜6年生の内容から出題します。
円周率は3.14を採用しています。これは、小数などの計算力を確かめるためで、速くて正確な計算力が求められます。移行措置の部分(単位、場合の数、掃除、文字を使った式)からも出題はされるとのことです。
■理科
5年生、6年生の内容から出題します。
ものの溶け方や物理の問題では計算させる問題も出していて、そこでつまずいてしまう子は多いようです。