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2010年5月25日
【中学受験】東海中学校入試説明会(2010年5月22日)
5月22日、晴れ。
今日は、東海中学校の説明会に行ってきました。
会場は、東海中学校の講堂。
靴を脱ぎ、備え付けのスリッパを入って、講堂の中に入ると、もうそこは人でいっぱい。
1,500人から2,000人の人が詰めかけていて、熱気ムンムンでした。
席に着くと、説明会がすぐに始まりました。まずは、東海中学校紹介VTRです。基本方針や学校行事ついての説明を聞くことができました。教育基本方針は、宗教情操教育。食作法、祖山参拝、宗教の授業を通してそれを養います。やっぱり、教育の基本方針というものは宗教に詰まっているということは間違いないので、それを中心に置くと言うことは、私から見て正しいことと感じました。その宗教情操教育に関係する学校行事としては、京都知恩院への祖山参拝があります。
学校行事として、面白い取り組みは、水練会。水練会は中学校1年生全員に実施し、1kmの遠泳を行うという行事です。なんと、25mも泳げなかった子が、仲間の協力などを得て、なんと1km泳ぎ切る様になる見たいです。そして、この経験は、「何でもやればできるようになる!」という成功体験になり、東海中学校の生徒の心をたくましくしているのだと生徒達のVTRを見ながら感じました。
この他にも、文化祭(9月祭)、運動会なども行われています。これら行事は、他の学校でも行われているわけですが、どちらも企画からしっかりと生徒自身が立てて運営しているという色が強く、また、その内容も濃いという印象でした。さすがは、東海生。ちなみに、9月祭は誰でも参加できるそうです。案内は東海中学校のHPより。是非、HPをチェックしてみてください。
続いて、校長先生のお話。校長先生の話は、端的に短く。「たくましい秀才を育てる」という学校スローガンの紹介や合格実績についての話がありました。話の最後には、受験生の心得を。「生活リズムを大切に。」「楽しい雰囲気の家庭を。」「やればできる。」の3点をお話しいただきました。
次は、教頭先生からのお話。「宗教情操教育」について説明をまずいただき、中学校では、教科毎に質問コーナーを設けていて、分からない子には徹底的に指導をしているとのことです。そして、英語にはすごく力を入れているようで、ネイティブによる少人数英会話授業や中3ではTOEIC Bridgeを受験するんだそうです。中3でTOEICを受けるんですね〜。ちなみに私は、TOEICの存在すら、中3の時は知りませんでしたよ・・・。その他、興味関心を持ってもらうために、様々な講習会を開いているそうです。
サタデープログラムについても、教頭先生から話がありました。サタデープログラムは、東海中学校としては、名物とも言える講座。年2回、今までで16回開催されているそうです。不覚にも、その存在を初めて知った、私。早速、サタデープログラムのHPをチェックしてみました。去年は、梨本勝さんやアディーレ法律事務所の石丸さん、トヨタ自動車i-REAL、ウイングレットの試乗などができたそうです。講座数は60講座くらいもありました。これを生徒が企画して、運営していると言うから驚きです(HPも生徒の作成だそうです)。こちらも一般参加OKのプログラムです。
東海中学校は部活にも力を入れているとのこと。ワンダーフォーゲル部は世界大会出場、陸上400mリレーで全国4位、ディベート部は中学全国優勝・高校全国準優勝、サッカー部県3位。なんかスゴイ実績ですね。世界大会って!まさに文武両道です。
2010年度進学実績は、名大63名合格、うち医学部医学科32名。東大34名、京大24名。国公立医学部112名、国公立大学313名。圧倒的な進学実績ですね。医学部合格実績では全国1位、東大・京大・国立医医合格合計数では全国8位だそうです。
最後に、中学1年生を担任している稲垣先生、在校生(高校1年生)の山岸くんからの話がありました。
と、気になる今年春の中学校入試の結果に一切触れられることなく終了した説明会でしたが、配布された冊子には結果が記載されていましたので、それを少し紹介します。
<人数>
志願者数:875名
受験者数:830名
合格者数:456名
入学者数:397名
<点数>
受験者平均総得点:242.3点
受験者最高得点:331点
合格者平均総得点:274.6点
合格最低点:245点
合格するためには、6割ちょっとの点数をとる必要があるようですね。
↓↓↓↓他の私立中学校の説明会レポートも是非見てください↓↓↓↓
http://www.zeroichi.com/sj/index.html