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2010年1月21日
インターンシップの発表会とキャリア教育
私たちは、小学生から大学生まで
幅広い年代の教育をターゲットに
仕事をしています。
京都の大手塾さんの
心を育てる教材(7つの習慣みたいなもの)の
作成に関わったりするなどするなかで、
どんどん興味が湧いているのが、
キャリア教育です。
キャリア教育とは、
簡単に言えば、
自分の人生をいかに設計するかを伝える教育。
私の周りでも、
イマイチ本気になれない人とか、
自分が一体誰なのか何がしたいのかが分かってない人など
悩んでいる人は多いです。
何かに本気になるためには、
本気で取り組んでいる人に触れさせるとか
本気で取り組む環境を作るとか、
そう言うのが重要です。
また、自分が見えていない人は、
自己分析をしたり、
キャリアについての知識を習得したりすることで
自分自身を体系化することが大事です。
そして、今、経済産業省は
本気な人を育てるために
いろんなプロジェクトをやっていて、
その一環にあるのが、
インターンシップ。
と、前置きが長くなりました・・・^^;
インターンについて調べていたら、動画を発見しました★
彼女は、
インターンシップを通して、
良いリーダーについて自分の解釈を得ました。
リーダーシップとはフォローをすること
1.良い仲間を作ってやれる
2.目標という壁を乗り越えた時の楽しさを伝えられる
3.息抜きの時間を作れる
そして、これを手に入れるためには、
・どんなことでも本気で立ち向かうこと
・余裕を持つこと
が大切と感じたそうです。
インターンシップという体験を通して、
大きく成長ができたケースの典型例だと思いました。
また、こうやって発表する場があるのがいい。
せっかく努力してきているのだから、
それを見せることもすごく重要です。
見せることで、
見た人に感動してもらえるし、
共感を呼ぶこともできる。
また、新しい同志を見つけることもできる。
受験生の指導を終えた先生に
生徒と歩んだ物語を語ってもらうのも
最高にいいだろう。
よし、来年の春には、
そういうイベントができるように
今年から段取りを考えてみよう。
発表をすると言うことで、
先生がもっと大きく成長するはずだから。
学習障害児への指導法
最近、学習障害をもつお子さんの指導をお願いされることが増えています。
文部科学省のHPで、学習障害児に対する指導方法として以下のように書かれています。
---以下抜粋---------
国立特殊教育総合研究所における研究では、児童生徒のつまずきに速やかに気付いて個に応じた指導をすることが可能なティームティーチングの活用や、集団の中では落ち着きがないため一斉指導では学習に集中できない児童生徒に対する個別指導が効果を上げたことが報告されている。とりわけ、それぞれの児童生徒の認知能力の特性や学習の仕方に配慮して個別に指導計画を設け、苦手な分野の学習にも長所を生かせるような指導が重要である。
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この文章を見て思うのが、「個」や「個別」という文字が目立つことです。勉強する内容によっては、一般のクラスで全く支障のない場合もありますが、学習障害をもつお子さんの指導に効果的なのは、個別指導であるということです。
学習障害をもつ親御さんの思いや大変さなどは、以下のサイトが参考になると思います。
http://www.geocities.co.jp/SweetHome-Brown/1051/kodomo1.html
私たちガッツ家庭教師にできるのは、学習障害というものが、どういうものなのかをきちんと伝え、正しい知識のもとで教師が指導にあたれるように、きめ細かいフォローをおこなっていくことではないかと思っています。
現在の取り組みの一つとして、以下のような資料(学習障害児の特徴と対応策)を作成し学習障害児の指導を担当する教師に渡して理解してもらうようにしています。
まだまだ取り組まないといけない課題は山積みですが、私たちが提供した学習環境のもとで、お子さんが成長できるよう頑張っていきたいと思います。
■話すことが困難な子
【特徴】
・対応に焦りは禁物。話すたびに指摘されては子供にとってもストレス。
・話を理解すること、文脈構成上の基本的な要素(いつ、どこで、誰が等)が欠落するため、他者が聞いて分かりやすいように話しをすることが苦手。
・聞きもらしが多く、会話も一方的で話がとびやすい。
【対応策】
・子供が話した言葉を否定せずに、言葉不足の場合には補足し、正しい表現を伝える。
・言葉に合った動作も、絵カードなど単語やイラストで示したり学習すると効果的。
■聞くことが困難な子
【特徴】
・集団の中での指示が理解できず、指示を忘れて何度も聞き返す。
・2つ以上の指示は困難。
・聞く時の「注意の集中」が持続せず、話し言葉中心の一斉授業の内容が聞き取れない。
・(因果関係など)複雑な会話は理解困難。
【対応策】
・言葉だけでなく、写真やイラストを用いて視覚的な情報も併せて提示すると良い。
・静かな環境を保つ。
■読むことが困難な子
【特徴】
・文字や文章を正確に意味をとらえて読むことが困難。
・本を読んでいる時に、どこを読んでいるのか分からなくなる。
・問題なく話せるが、似た文字の弁別に戸惑ったり、行を飛ばして読んだり、重複読みをしたり、勝手に語尾を読み替える。
【対応策】
・興味関心をもちそうな本を選ぶ。
・できるだけ大きな文字が好ましく(小さければ拡大コピーする)、一行ずつ音読の練習をするのも良い。
・読む時には、飛ばし読みしないように、必ず隣で文章を指差しながら読むように援助する。
・
■書くことが困難な子
【特徴】
・字を読んで理解できるのに、書字能力が困難。
・文字が左右上下反転する(鏡文字)。
・漢字に誤字が多く、作文や日記等考えて書くことが苦手。
・板書が苦手で、自分で書いた内容が理解できない。
【対応策】
・筆順をしっかり教える。間違えても怒らない。
・紙いっぱいに字を書く等、書くことの楽しさを伝え、必ずほめる。
■計算が困難な子
【特徴】
・数の概念が身につかず、数系列の規則性等が困難。
・足し算、引き算、くり上がりの計算等が苦手。(短期記憶障害のため、くり上がった数を忘れてしまう)
・筆算の桁がずれることが多い。
・文章問題も苦手。(問題を理解して論理的に解決する力が乏しいため)
・字形の特徴や概念がつかめず、図形の見方が理解できない。
・時計や単位が理解しにくい。
・移動教室やロッカーの場所がなかなか覚えられない。
【対応策】
・どこまで理解できているかを正確に把握し、順を追って細かく丁寧な指導が必要。
・苦手意識があるため、さらに嫌いにならないよう気をつける。
・計算の概念を分かりやすく絵やグラフにする。