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2009年5月26日
「築城せよ!」試写会に行ってきました
先日、「築城せよ!」の試写会に行ってきました。
知り合いに誘われての試写会で、あまり期待せずに見に行きました。だって、お城を段ボールで建てるという主題。これって、B級映画の匂いがプンプンすると思いませんか?しかししかし、これが意外や意外。面白かった。
舞台は、商店街の過疎化が進む町。この設定が、私が暮らしている岐阜にそっくりで、共感を持ちました。また、殿様を始めとして出演者が個性的。商店街のスナックのママさんよい味出していました。身近にありそうな雰囲気の商店街を見ていると、どんどん映画に引き込まれていきます。
そして、大学生・ナツキを中心にして、猿投城を築城していくというストーリー。何か1つのものをみんなで作り上げていくというプロジェクトチックなものが大好きな私は、多くの困難に出会いながらも、色んな人の協力を得て乗り越えていく姿を見て、目に涙が溜まりました。文化祭でも、サークル活動でも、イベントでも、たくさんの人が同じ目的に向かって活動していくうちに、相互に理解し合い、協力関係が生まれていくもの。こういう当たり前のようで忘れ去られがちなことをストレートに描いてありました。
主演の片岡愛之助さんの演技には圧巻です。海老瀬はなさんはすごく初々しくてかわいいです。歴ドルという歴史好きアイドルまでも生まれるほどの歴史ブームが巻き起こっている今日この頃。「築城せよ!」も今年流行るかもなぁ。
<築城せよ・ストーリー>
2009年、過疎化がすすむ町・猿投(さなげ)に突如として現れた3人の戦国武将。彼 らは400年前、 自分の城を完成できずに無念の死を遂げた侍の霊だった。
殿様の「築城せよ!」という号令の下、町おこしを願う住民達を巻き込んで、壮大かつ無 謀なプロジェクトが立ち上がる。素材は段ボール!残された時間はあと3日。意味不明の 号令と傍若無人な振る舞いに、住民たちの間で不協和音が流れる!!
やがて、ひたむきに築城に打ち込む殿様の姿に、大学生・ナツキを中心にして、いつしか 住民たちの心も一つにまとまっていく。しかし、もともと築城現場に工場を建てようとし ていた町長一派は、段ボール城を撤去しようと、秘策を練っていた。そして完成まであと 一歩と迫った夜、宴会で盛り上がる段ボール城を、町長が組織した一団が静かに包囲する 。果たして、城は無事完成するのか。それとも、ひとたまりもなく壊れてしまうのか!! 築城に秘められた真意とは!?