キャンペーンの詳細に関しましては、バナーをクリックしてください
2009年3月27日
宇宙飛行士若田光一
若田光一さんが、大学時代を過ごした福岡の子どもたちの質問に答えていました。
少年「宇宙飛行士になるために、努力したことは何ですか?」
若田さん
「自分の興味のあることは何かを見つけて、その分野では誰にも負けないように努力しました」
キャリア教育の分野で、"プランドハプスタンス"という言葉があります。直訳すると、用意された偶然。偶然の重なりによってキャリアが形成されていくということです。私の人生を思い起こしても、偶然の連続でした。その結果、今、ここにいると思います。
高校時代に良い先生に恵まれ大学に合格することができ、大学では良い仲間に恵まれて研究をすることができました。また、サラリーマンとして2年半過ごし、取引先の方とか先輩に多大な良い影響を受けました。そして、「起業しようぜ!」と言ってくれた友達がいなければ、僕は自分で会社を起こす勇気は持てなかっただろうし、起業後のごたごたの中で支えてくれた仲間や応援してくれた人たちがいなければ、今の自分はないと思います(こうやって考えると、感謝はしてもしたりないですね★)。
夢は見つけようとしても見つからないもの。でも、見つけようとしないと見つからない。
私は、夢をそんなものだと思っていました。これは、解釈の仕方によっては、
「目の前のことに対して向き合い続ければ、きっと夢にはいつか出会えるから、そのいつかを信じて頑張ればいい」
とも解釈できます。で、最近の私の頭の中では、その意見が大勢をなしていた気がします。
しかし、若田さんの言われていた言葉を思い返すと、やっぱり夢は掴み取るものなんだと。確かに、偶然の出会いが人生を創ります。でも、自分が得意とすることや長所を見極めて、その上で、夢や生きる目的を描くことは重要だと思いました。
ただ、"至誠"を貫くだけでも不十分。ただ、"夢をもつ"だけでも不十分。夢をもって、至誠を貫いて行動して、そして、時に立ち止まって、、、社会環境や周りの人から影響を受けて、、、。という人生を受動的ではなく、主体的に歩ける・・・・、そんな人を育てていきたいと思っています。