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2009年2月10日
大学生の就活事情
家庭教師をやってもらっている学生さんから就活の相談を受けることがあります。
今年は、リーマンショックの影響をもろに受けて金融・自動車などは人気がないと言います。先が見えない業界は、不安が先に立ってしまい学生は敬遠しているとのことです。
そんな状況の中、最近話した学生は
「他と同じような商品やサービスを提供している会社ではなく、自分が心からお客さんに薦めたいと思えるような独自のものをもっている会社に私は行きたい。」
ということでした。インターネットの普及もあって、たくさんの情報やビジネスモデルが簡単にコピーできる時代になり、差別化を行うのが難しくなってきているように感じてしまいがちです。しかしお客さんに他の会社との違いを感じてもらえれば、それは差別化できている証拠です。
・お客さんに接する時の表情をいつもより明るくする
・売りっぱなしにならないように定期的に連絡をいれる
・お店を毎日隅々まできれいに掃除する
そんな些細なことでも、積み重ねて継続していけば、お客さんに気づいてもらえるし、いずれは、その会社の独自性となります。その小さなことに気づき、継続して行うのは社員です。ならば、その社員をきちんと教育している会社というのは、これから伸びる可能性は大きいと思いますし、就職先としても良い会社だと思うというようなことを、その学生には伝えました。
子どももきちんと教育すれば、学力以外のところでも大きく成長します。成長過程では、子どもを自由に活動させ、最終的にはまわりにいる大人が責任をもつことで、すくすくと育ちます。
会社と新入社員の関係も、このような関係の会社が増えていくことを願います。