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2008年6月13日

成功するのに目標はいらない!




この本の著者の平本さんは、4月に柔道100キロ超級でオリンピック出場を決めた石井選手のメンタルトレーニングを担当されている方です。


柔道100キロ超級と言えば、井上康生選手で注目を集めた階級です。


平本さんは、まず大事なのは自分軸を見つけることだと言っています。


自分軸


この自分軸には、2種類存在して、ビジョン価値観が存在します。原田先生やワタミの渡邉社長、GMOの熊谷社長などはビジョン型で、ヤンキース松井選手らは価値観型と言えます。


ビジョン型の場合は、

「○月○日までに、****を達成する!」と周りに宣言して、それに向かって一日一日を歩みます。ビジョン型の人の心の報酬は、目標に近づいている感で得られます。


また、価値観型の場合は、

「今日という日を、一生懸命に生きよう。人の手助けをして、充実した一日にしよう。」と考え行動します。価値観型の人の心の報酬は、一日一日の充実感で得られます。



どちらが悪いと言うことではなく、この2つが存在していると言うことを理解するのが大事です。私の場合は、両方当てはまりそうです(本の中の自分軸を探すチェックリストでは、どっちつかずの結果になりましたので)。ビジョンも欲しいし、価値観も欲しい、ワガママな奴ですね。



そして、一番感銘を受けたことが、「自分軸を見つけた人の2つの責任について」の内容です。



1.行動する責任
2.結末を受け入れる責任



自分軸を見つけたとしたって、何も行動しなければ何も生まれません。しっかりと行動して初めて結果が得られるものです。なので、まずは行動をしなさいと。


次は、行動した結果・結末を受け入れろということです。行動すれば、失敗もすれば、成功もします。成功はすぐに受け入れられますが、失敗は容易には受け入れられないのが人です。1回失敗したからと言って、あきらめたら最悪です。受け入れると言うことは、あきらめずに1mmでもよいから前へ進めと言うことだと思います。


そもそも、経験に良いも悪いもありません。経験をどう生かすかが大事です。子どもたちも、せっかく勉強したのにテストで良い点が取れないことが良くあります。そこで、腐るとダメです。もう二度と良い点は取れません。しかし、その失敗を受け入れて、修正点を考えて、それに取り組めれば、次回は絶対に良い結果が待っています。



テストで失敗して凹んでもいい。今日は凹んでてもいい、それを受け入れよう。そして、明日は立ち上がって1mmでも前へ進もう。



あなたは、ビジョン型ですか、それとも、価値観型ですか?



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