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2008年5月27日
自分のせいにして、悦に浸る
先日、一緒に仕事をさせてもらっている社員研修などを提供している会社のセミナーに参加してきました。
そこで、登場したのが、
「責任の反対は、何でしょうか?」
の問いでした。私は、いろいろと考え、グループ内でも話し合いをしました。そして、「無関心」だとか、「手抜き」などの言葉が出てきました。
しかし、セミナーの講師の方が伝えてくれた言葉は、そんな浅はかな回答ではなく、
「被害者」
でした。責任を取らない行動とは、人のせいにしたり、もののせいにしたりすること、すなわち、被害者を作ることです。
被害者と言っても、2種類あります。1つ目は、人のせいにしたり、もののせいにするなど、他人やものを被害者にすること。
「あいつが悪い」
「道路が混んでいた」
「不景気のせい」
「資料が揃っていないのが悪い」
「彼氏が悪い」
「上司が悪い」
「部下が悪い」
「パソコンが古いのが悪い」
など。
もう一つは、自分を被害者にすること。
「私が、悪いんです。私が悪いです」
「はぁ、私ってついていないなぁ」
「僕には能力がない」
「経営者の器じゃないなぁ」
「いつも失敗ばかりだ」
「今回も失敗するだろう」
「だって、前向きになんて考えられないよ」
「無理、無理。どうせ無理」
など。
わたしは、後者の「自分を被害者にする」ことが多いです(お世話になっている会社の方にもよく、「自己肯定感が低いから、もっと自信を持った方がいいよ」って言われます)。
自分を被害者にして、かわいそうな自分を演じて、そして、誰かが自分をかばってくれるのを期待している。そんな自分がいます。
しかし、そんなことでは何も解決しません。自分の能力のなさや現状などを一切受け入れて、そして、今自分にできることを一つ一つこなしていくしかないんです。
受験だって、仕事だって、人生だって、すべてそうでしょう。自分が主役です。決して被害者にならず、主体者で自分の人生を歩んでいくことが自分の人生にとって最大のプラスになるとそう感じます。
人間は弱い。だから、助けを求めます。私たちは、ルーティンを全てこなし、日誌も毎日書いてきちんと振り返りをし、日々成長しまくっている子を育てたいとは思っていますが、そんな理想的なことができる子ばかりではないと思っています。私自身も、理想と現実ではかけ離れています。
しかし、そんな中でも一歩一歩着実に進んでいくことだ大事だと思います。時には休みます、さぼります、凹みます、被害者も作るでしょう。人間ですから。それでも、次の日は、気持ちを新たにして、そして、人生の目的に向かって歩みを続ける。
お客様も、家庭教師も、スタッフも、そして、私自身も、そのように歩み続けて人生を謳歌できればと思っています。
被害者にならずに、責任を取った行動をし続ければ、きっと、
「信頼が増す」
「愛する仲間に囲まる」
「自信がつく」
などの様々なものが手にはいると思っています。さあ、今日も頑張ろう。
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