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2007年8月30日

前頭前野を鍛えよう



脳に前頭前野という部分があります。

この部分、DS脳トレの川島隆太先生でとてもなじみのある部分だと思います。物事を考える、命令を出す、感情をコントロールする、行動を抑える、意志決定する、コミュニケーションをつかさどるという機能を持っています。

さて、この前頭前野は、「脳の中の脳」とも呼ばれていて、非常に重要な部位なのですが、ここを鍛えるにはどうしたらよいのでしょうか?

1.何事も書くこと

PCが普及して、書くことがおろそかになる現代です。文章作成から計算に至るまでキーボードを叩いてすませてしまいがちです。でも、書くことは非常に重要な行動なので、お子様には是非、書くことをやらせてほしいです。物事を考える時でも、きちんと書くことをさせると、思考もはっきりしますし、前頭前野が効果的に使われます。

2.目と目を合わせたコミュニケーションをする

携帯やメールを用いたコミュニケーションではなく、目と目を合わせてコミュニケーションを取ることが非常に重要です。脳科学者茂木先生が言うには、目が合うだけでも、脳によい刺激が与えられるそうです。また、ほめられると、よい刺激を脳は受け取ります。なので、しっかり目と目を合わせたコミュニケーションで、良いことがあれば、すかさずほめることがオススメです。

3.指を使う

リンゴの皮むきを包丁でやらせると、前頭前野が活性化します。残念ながら、皮むきピーラーを使っても活性化はしないようです。文明の利器に頼りすぎると前頭前野は後退します。便利なものも考えものです。


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